ピッチコム、ピッチクロック、拡大ベース…WBC連覇へ、侍強化合宿には「慣れる意味」も

[ 2025年11月6日 08:00 ]

投手のかぶる帽子のスピーカーに球種とコースの音声が流れる「ピッチコム」(AP)
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 来年3月のWBCでは、MLB公式戦と同様にピッチコム、ピッチクロック、拡大ベースが採用される。6日に始まった侍ジャパンの強化合宿では、井端弘和監督(50)は「アメリカでは普通になっているけど、日本は初めてのことが多すぎて慣れる意味のキャンプ。全部試す」と意気込む。

 特にNPB選手になじみのないのがサイン伝達機器のピッチコム。実物を見たことのない選手も多く、NPBしか取材経験のない記者もどういう仕組みの機械なのかよく分かっていない。井端監督は米国視察の際に確認したという。「発音が良すぎて何を言ってるか分からなかった」と笑い、「日本版ができるのかというところもある」と期待する。

 今回は捕手を従来より1人多い4人選出した。ピッチコムも含めた投手との連携強化を目的としている。ピッチクロックの時間制限があることから、指揮官は「サイン交換に時間を要すると思うので、スマートにいくにはピッチコムの方がいい」と考える。ベンチから出すサインもスピードが求められる。10日の広島との練習試合(宮崎)は「こっちもゆっくりサインを出せない」と首脳陣にとっても貴重な実戦になる。

 15、16日には韓国との強化試合(東京ドーム)に臨む。スポットの強化試合前の合宿は極めて異例だ。WBC連覇へ、メジャー組が合流する本番に向けた下地をつくっていく。(記者コラム・神田 佑)

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