ドジャース・ロバーツ監督 執念采配でミラクル呼んだ 由伸起用「少しクレージー」

[ 2025年11月3日 02:30 ]

ワールドシリーズ第7戦    ドジャース5―4ブルージェイズ  ( 2025年11月1日    トロント )

<ブルージェイズ・ドジャース>大谷(左)と喜び合うロバーツ監督(AP)
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 右手にシャンパンファイトで使ったゴーグルを持ったまま挑んだ優勝会見。デーブ・ロバーツ監督は「結局は選手を信じることだと思う。ロースター全員を信頼できるのは本当に幸せだと思う」と感慨に浸った。

 執念采配で逆転でのWS制覇を呼び込んだ。1点を追う9回1死では、肋骨を痛めていたロハスをそのまま打たせて同点の左越えソロ。来季いっぱいでの現役引退を表明している36歳が起死回生の一振り。直後の守りでは2死満塁からクレメントの左中間最深部への大飛球を、守備固めで入ったパヘスが背走して好捕した。延長11回に試合を決めたのは第5戦から2番に据えたスミスのソロ。第6戦では不振だったベッツを4番に入れると適時打を放つなど、53歳のタクトがさえ渡った。

 “守護神”として起用した前日の先発から連投となった山本の好投は「3イニング目に入る前、彼は“ダイジョウブ”と言った。腕だけじゃなく、全身がエンジンのように機能している。次元の違うパフォーマンスを見せてくれた」と絶賛。続けて「正直、彼をマウンドに送った自分が少しクレージーだと思う。そして、彼のおかげで僕はずいぶん優秀な監督に見えていると思う」と笑わせた。

 監督としてはトミー・ラソーダを抜いて球団歴代単独2位の3度目のWS制覇。「実感は湧かない。ただ選手たちを誇りに思う。もう正直、疲れ果てた」と会見を締めた。(杉浦大介通信員)

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