名捕手・谷繁元信氏が語った「配球」と「リード」の違い

[ 2025年10月26日 16:33 ]

谷繁元信氏
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 元中日監督の谷繁元信氏(54)が25日、ニッポン放送「ショウアップナイター60周年 名球会ラジオ」(土曜後5・20)にゲスト出演。「配球」と「リード」の違いを語った。

 NPB歴代最多3021試合に出場して通算2108安打を放ち、野球殿堂入りも果たした、言わずと知れた名捕手だった谷繁氏。

 進行役を務めた煙山光紀アナウンサー(63)から「配球とリードはまた違うという言葉も聞いたことがあるのですが」と水を向けられると、「配球は机の上でやる。リードはその場に応じた変化を…変えられるところですね」と説明した。

 その上で「相手のバッターを見れること。自分とこの投げているピッチャーの状態をすぐ察知できること。で、その場面場面をどう切り抜けていくかっていうことを考えられる人っていうことですね」と、いい捕手の条件を掲げる。

 自身にとって、今も“頭が上がらない”最大の恩師には大矢明彦氏(77)を挙げていた谷繁氏。若手時代、大矢バッテリーコーチから徹底的に叩き込まれた教えがその後の名捕手・谷繁をつくり上げた。

 「これはね、もう経験だと思うんですよね。だから、よく言われる“リード、配球には正解がない”っていう…。これ、ないと思うんですよ、正直。でも、この場面ではこれだけはダメでしょっていうことは絶対にあるんですよ。これだけはないでしょっていう。それは僕はダメだと思うんですね」

 それでも、試合に出続けていれば「打たれることもありますよね、絶対にね」と谷繁氏。

 「僕はね、根拠があって打たれる分には別に全然問題ないと思いますね。根拠がなくて打たれるっていうのが僕はダメだと思ってるんで」と“分からないからいっちゃえ!”みたいな考えは「ダメなんです。こうだからこのボールをいきました、結果こうなりました。そこから議論できるわけですよ。じゃあ、今度はこういうふうにいったほうがいいんじゃないかっていう話ができるんですけど。根拠がないとそれができないわけじゃないですか」

 つまり、考え続けられる人が名捕手になれる人の条件?

 だが、「僕はあんなねちっこくできるって自分では思ってなかったんで。これもまた訓練だと思います。できるようになっていくんですよ」と谷繁氏。

 「普段はこんなにねちっこくない」と、最後は豪快に笑い飛ばしていた。

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