森繁和氏 2者連続で初球打たれ日本ハム打線を勢いに乗せてしまったソフトバンク・大関

[ 2025年10月19日 06:00 ]

パCSファイナルステージ第4戦   日本ハム9―3ソフトバンク ( 2025年10月18日    みずほペイペイD )

<ソ・日>3回、大関から2ランを放つレイエス(撮影・岡田 丈靖)
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 【森繁和 視点】日本ハムの北山とソフトバンクの大関。今季の防御率リーグ2位と3位が先発したが、逆転を許した場面で大関はやや不用意ではなかったか。1―0の3回に1死から水谷にストレートの四球。ここから山県、レイエスの2人にいずれも初球を痛打された。

 山県を迎えた場面では一塁に3度、けん制球を投げた。エンドランを警戒したのか初球はフォークから入ったが、これが高めへ。同点の三塁打とされ、続くレイエスにも初球のフォークを決勝2ラン。完全なボール球から入っても良かった場面だし、初球、初球と打たれて相手を勢いに乗せてしまった。

 新人の山県は思い切りがいい。前日も上沢の高めカーブを左翼へ本塁打。3回の同点打はフェンスに当たった打球が不規則に跳ねて三塁打になった。意外性とともにツキも持っており、ラッキーボーイ的な存在だ。2番の山県とこの日3出塁の1番・水谷が3番・レイエスにつなぎ、打線は活気づいている。

 そのレイエスに対し、ソフトバンクのバッテリーは7回2死三塁の打席で5球連続で直球を内角に投げた。歩かせてもいい。第5戦へ向けて少しでも嫌なイメージを与えたかったのだろうが、レイエスは厳しいボール球は見逃し、最後は左翼へ本塁打。助っ人をさらに乗せてしまった。勢いは完全に日本ハムにあるとみる。(スポニチ本紙評論家)

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