関学大が先勝 春季首位打者の中川将心が決勝打含むマルチ「チームのために打とうと思った」

[ 2025年10月18日 14:51 ]

関西学生野球秋季リーグ 第7節1回戦   関学大 6―0 関大 ( 2025年10月18日    わかさスタジアム京都 )

<関西学生野球連盟 秋季リーグ戦 関大・関学大>6回、先制の2点適時二塁打を放った関学大・中川(撮影・岸 良祐) 
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 関学大は投打がかみ合い、伝統の“関関戦”の初戦を制した。

 打線は6回1死一、二塁から2番・中川将心(まさむね=3年)の左中間二塁打で2点を先制し、8回には1死二塁から3番・福谷宇楽(3年)の中越え二塁打で追加点。9回には途中出場の渡部遥斗(2年)、中川、福谷の3連続適時打で決定的な3点を挙げた。投げては先発左腕の森津雄大(3年)が被安打7で完封勝利を飾った。

 中川は6回の決勝打を「あの場面に立たせてくれた前のランナーに感謝しながら打席に入った。チームのために打とうと思ったことが、結果につながったと思う」と振り返った。

 頂点とどん底を経験した1年だった。今春のリーグ戦で44打数23安打、打率・523をマークし、1982年の新リーグ発足以降では最高打率で首位打者を獲得。しかし、周囲から打って当たり前と見られ、自分でも打たなければというプレッシャーを抱えたことで秋は開幕から極度の不振にあえいだ。10月10日の京大1回戦を終えて30打数5安打の打率・167で、2回戦はスタメンを外れた。本荘雅章監督からは「レギュラーの自覚が足りないんじゃないか」と厳しい言葉ももらった。

 「自分がやれることをやるのが大切なのに、練習以上のことを発揮しようと思ったり、力みが出ていたりした」

 それでも、最終節の関関戦だけは貢献しようと練習に取り組み続けた。「打つだけが野球じゃない。攻守交代のダッシュだったり、そういうところを特に意識した」。前向きな気持ちで復調を示すマルチ安打につなげ「この秋にいい経験ができたと思うので、この経験を来年のシーズンに活かしていきたい」とうなずいた。

 広陵高(広島)では3年春に選抜大会に出場した。後輩たちは来春選抜大会の出場校選考の重要な資料となる秋季中国大会(24日開幕)に臨む。

 「(今夏の甲子園大会を途中で辞退し)今回あったことは気にするとは思うんですけど、今やれることをやって勝ってくれたら僕自身もうれしいですし、僕も広陵高校のためにも活躍しようと思っています」。エールを送り、お互いの飛躍を期した。

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