広島 今秋ドラフト1位指名は創価大・立石正広内野手に決めた

[ 2025年10月14日 05:05 ]

創価大・立石

 広島は13日、広島市南区の球団事務所でスカウト会議を開き、創価大・立石正広内野手(21)を今月23日のドラフト会議で1位指名すると、3年連続12球団最速で公表した。長打力と確実性を併せ持ち、「近い将来の4番候補」と位置付ける世代No・1スラッガー。複数球団との競合は確実で、新井貴浩監督(48)がクジ引きに臨む予定だ。

 人選に打力強化への強い意志がにじんだ。10日後に迫ったドラフト会議を前に、球団事務所で開いたスカウト会議。79選手をリストアップした中で立石の1位指名を決めた。田村恵スカウト部長が説明する。

 「近い将来の4番候補として一番高い評価をさせてもらった。カープとして立石くんでいくことは決まっているので、誠意を見せる意味でもこの段階で発表させていただいた」

 1位指名の事前公表は4年連続で、3年連続となる12球団最速公表。昨秋は5球団が競合した明大・宗山(現楽天)を抽選で外し、青学大・佐々木を獲得した。2年連続となる即戦力野手の最上位指名。右の強打者への期待度はそれだけ高い。

 「凄く幅のあるバッティングというか、逆方向に本塁打が打てるし、低くて強い打球や放物線を描くきれいな打球も打てる。何より勝負強い。打点を挙げてほしい時に必ず打つ」(田村スカウト部長)

 山口県防府市出身。1メートル80、86キロの大型内野手で、高川学園では3年夏の甲子園に出場し、中越え本塁打を放った。創価大に進み、2年春の東京新大学リーグで3冠王など通算15本塁打。大学日本代表でも中軸を担い、世代No・1スラッガーの世評を得る。

 俊足に加え、二塁、三塁など、内野の複数ポジションを守れる万能性も魅力。1位指名が重複するのは確実な情勢で、田村スカウト部長は「(指名は)結構な数になるんじゃないかという気はしている。そこは監督に任せて、お願いしたいと思っている」と語った。

 新井監督の評価もスカウト陣と一致したという立石の1位指名。初の抽選に臨んだ一昨年秋は楽天と競合した末に、青学大・常広の当たりクジを引き当てた。リーグ5位の441得点、同6位の71本塁打を改善するであろう超目玉の獲得なるか。運命の23日に注目だ。(江尾 卓也)

 ◇立石 正広(たていし・まさひろ)2003年(平15)11月1日生まれ、山口県出身の21歳。小1から野球を始め、高川学園中では高川学園リトルシニアに所属。高川学園(山口)では3年夏に甲子園出場。高校通算10本塁打。母・郁代さん(旧姓・苗村)はバレーボール選手としてバルセロナ五輪出場。1メートル80、86キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

この記事のフォト

「広島」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年10月14日のニュース