負けたら敗退のフィリーズ 名将トーリ氏の薫陶受ける指揮官は一戦必勝強調「まず1試合勝たなきゃ」

[ 2025年10月9日 08:39 ]

ナ・リーグ 地区シリーズ第3戦   フィリーズ―ドジャース ( 2025年10月8日    ロサンゼルス )

フィリーズ・トムソン監督
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 フィリーズのロブ・トムソン監督(62)が8日(日本時間9日)、敵地でのドジャースとの地区シリーズ第3戦前に取材対応。負けたら敗退の一戦に向けての意気込みを語った。

 本拠で行われた第1、2戦は熱狂的なファンの後押しを受けながらまさかの連敗。後がない形で第3戦を迎えたトムソン監督は、チームの中核を担うターナーが先だって行われた会見で発言した内容を伝えられた。ターナーは「彼は本当に常に冷静なんだ。この競争の激しい環境で、それを維持するのは難しい。チームの期待値も高い中で、彼は浮き沈みがない。リーダーとして理想的だと思う。それに“オールドスクールとニューエイジ”のバランスがとてもいい。データ分析も取り入れるけど、感覚的な部分も大事にしている。多くの監督はどちらかに偏りがちだけど、ロブは両方の良さを持っている。だから若手にもベテランにも信頼されているんだ」と指揮官の冷静さが選手にも落ち着きをもたらしていることを強調した。

 すると、2008年~2017年までヤンキースでベンチコーチなどを務めた指揮官は「もともとそういうタイプではあるけど、(ヤンキースなどで監督通算2326勝を挙げた名将)ジョー・トーリのもとで多くを学んだね。監督が毎イニング感情を爆発させたり、熱くなったりしないことで、選手たちも落ち着いてプレーできる。彼らはそういう安定感を評価してくれていると思う」と自己分析した。

 2連敗中の選手の様子については「いい雰囲気だよ。何人かとは話したけど、“まず1試合勝たなきゃいけない”という共通の意識を持っている。“次の試合”じゃなく、“この試合が一番大事だ”という姿勢だね。自分を信じて、仲間を信じて、リラックスして、自分らしくプレーすること。それが何より大事だ」と一戦必勝を強調した。

 左そけい部の張りを訴えて先発落ちが続くベーダーの状態については「(代打で出場した)第2戦の時とほぼ同じ扱いになると思う。ただ、今日は自分で走れる可能性は少し高いかもしれない。100%確実ではないけどね。最終的には試合直前の判断になる。ただ、代打での起用は問題なくできる」と説明した。

 ターナーは「チームはこの機会に凄くワクワクしている。過去2試合のことは忘れて、今日の試合に集中する。状況が厳しいのは分かっているけど、それでも戦うことを楽しみにしているし、全員が準備できている。思い切ってプレーするだけだ」と意気込んだ。

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