元ロッテ・伊藤義弘さん事故死 43歳 バイク運転中にタクシーと衝突 「史上最大の下克上」胴上げ投手

[ 2025年10月7日 05:30 ]

ロッテ時代の伊藤義弘さん
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 ロッテで投手として活躍し、通算257試合に登板した伊藤義弘(いとう・よしひろ)さんが6日、交通事故で亡くなった。43歳。福岡県出身。この日午後2時17分、福岡市城南区の交差点で運転していたバイクがタクシーと衝突。福岡市内の病院へ搬送されたが、午後4時16分に死去した。タクシーに乗客はなく、運転手は軽傷だった。

 伊藤さんは東福岡から国学院大、JR東海を経て07年大学生・社会人ドラフト4巡目でロッテ入り。1年目から51試合に登板するなど4年連続50試合以上を投げ、救援投手の軸を担った。史上初めてリーグ3位から日本一になり「史上最大の下克上」と呼ばれた10年の中日との日本シリーズ第7戦では延長11、12回を無失点に抑え、胴上げ投手になった。だが、11年9月1日の日本ハム戦で登板中に折れたバットが左すね内側に突き刺さるアクシデント。このケガ以降、足をかばい肘や肩など故障が重なり、復活できず16年に引退した。

 「やりたいことがあって良かったなってこと。生徒一人一人と会話できる教師になりたい」と引退後は日体大大学院に進み教員免許を取得。20年に母校・東福岡へ赴任し、同年夏から今夏まで監督を務めていた。退任後はスローイング強化アカデミー「Pitch+」を開講。9月17日には自身のSNSで「もっとうまくなりたい。スローイングが苦手。投げられればレギュラーなのに。お待ちしております」と塾生募集を呼びかけるなど、新たな一歩を踏み出したばかりだった。

 伊藤 義弘(いとう・よしひろ)1982年(昭57)6月2日生まれ、福岡県出身。東福岡で2年夏に甲子園出場。国学院大からJR東海に進み、07年都市対抗では王子製紙の補強選手として8強。07年大学生・社会人ドラフト4巡目でロッテ入り。10年の日本シリーズ胴上げ投手。16年限りで現役引退。通算257試合で6勝13敗、1セーブ71ホールド、防御率3・83。17年から日体大大学院に進み、20年から今夏まで東福岡の監督を務めていた。

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