引退表明の広島・上本 本拠最終戦「体ボロボロ」でも号泣フルスイングで鯉党に別れ スタンドから拍手

[ 2025年10月4日 15:40 ]

セ・リーグ   広島―ヤクルト ( 2025年10月4日    マツダ )

<広・ヤ> 7回、涙を浮かべながら打席に立つ上本 (撮影・平嶋 理子) 
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 広島の上本崇司内野手(35)が、4日の今季最終戦となるヤクルト戦に代打で出場。本拠のファンに最後の雄姿を見せた。

 7回、1死無走者で代打で登場すると、打席に入るや否や、上本は涙が止まらなかった。号泣する目をぬぐいながらもバットを構え、2球目にはフルスイングで打席内で倒れ込む一幕もあった。

 その後もファウルで粘ったが、最後は遊ゴロに倒れた。それでも、スタンドからは温かい大きな拍手が沸き起こり、ベンチ前でナインらとハイタッチ。新井監督も背中をポンポンと叩いて、ねぎらった。

 上本は1日に球団から来季の契約を結ばない旨を通達されると「正直、体もボロボロ。悔いは全然ないですし、ちょっと肩の荷が下りたというか、もう頑張らなくていいんだという気持ちの方が強い。(心残りは)全くない。やりきりました」と今季限りで現役引退する意向を語っていた。

 上本は、22年に94試合に出場するなどユーティリティープレーヤーとして活躍した。

 ◇上本 崇司(うえもと・たかし)1990年(平2)8月22日生まれ、広島県福山市出身の35歳。広陵、明大を経て、12年ドラフト3位で入団。俊足と強肩で守備に定評があり、スーパーサブとして活躍した。4歳上の兄・博紀は元阪神内野手(現1軍打撃コーチ)。1メートル70、76キロ。右投げ右打ち。

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