吉田正尚 身長差25センチの長身右腕からPS初マルチ安打 160キロ捉え中前打 PS打率8割と絶好調

[ 2025年10月3日 10:06 ]

ア・リーグ ワイルドカードシリーズ第3戦   レッドソックス―ヤンキース ( 2025年10月2日    ニューヨーク )

4回、中前打を放つレッドソックス・吉田(AP)
Photo By AP

 レッドソックスの吉田正尚外野手(32)は2日(日本時間3日)、敵地でのヤンキースとのワイルドカードシリーズ(WCS)第3戦に「4番・DH」でポストシーズン(PS)3試合目で初先発。第1打席で安打を放ち、PS3試合連続安打をマークした。第2打席でも安打を放ち、PS初のマルチ安打とした。

 この日のヤンキース先発は100マイル超の速球を誇り、身長1メートル98の新人右腕シュリトラー。身長1メートル73センチの吉田とは25センチの身長差があるが、カウント2―2から甘く入ったカットボールを左前に流し打ち、先発起用に応えた。

 第2打席は0―0の4回2死走者なしの場面。2球目であっさり追い込まれたが、カウント1―2から99.7マイル(約160.5キロ)の外角高め速球を鮮やかに中前にはじき返した。これで今PSは5打数4安打の打率8割と絶好調だ。

 レッドソックスは9月30日の第1戦で吉田が代打逆転適時打を放ち、2―1で先勝。米データサイト「オプタ・スタッツ」によると、初めてのポストシーズンの打席の初球に逆転打を放ったのはMLB史上初という記録的一打だった。吉田は第2戦もベンチスタートとなったが、7回には2死一、二塁で2戦連続代打として出場。ヘッドスライディングで二塁内野安打をもぎ取ったが、得点にはつながらず。チームも接戦を落として1勝1敗のタイに持ち込まれた。

 今季は右肩痛で出遅れ、メジャー復帰したのは7月。3年目で自己最少となる55試合の出場にとどまった。打率.266、4本塁打、26打点と苦しい年となったが、シーズン最終盤には今季最長の7試合連続安打を放つなど、初のPSに向けて調子を上げていた。

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年10月3日のニュース