ソフトバンク・有原 チーム最多勝ち星13勝 やっぱりエースだ7回1失点「ホッとした」

[ 2025年9月28日 05:10 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4-1西武 ( 2025年9月27日    ベルーナD )

<西・ソ>6回、セデーニョを三振に仕留め雄たけびを上げる有原(撮影・岡田 丈靖)
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 エースの仕事だ。7回1失点で大関と並んでチーム最多の13勝目。有原は連覇に貢献し「本当に勝ててよかった。チームとして優勝できたので、今日はホッとした気持ち」とかみしめた。

 初回に先制を許しても立ち直った。4回2死一、二塁など要所を三振で切り抜けて7奪三振。「1点で抑えたのでこのまま粘っていければと思っていた。後半はいいピッチングができたと思う」とうなずいた。

 何とか持ち直した一年だった。2年連続で開幕投手を託されたロッテ戦は7回7失点の黒星スタート。4月25日の楽天戦で初白星を挙げるまでは4戦3敗を喫した。

 「いろんな試合を見直した。体重がうまく乗っていなかったり、いいボールでもうまく拾われて、詰まっても安打になったりしているのが多かった」

 立ち返ったのは原点のキャッチボールだ。倉野投手コーチ兼ヘッドコーディネーターに「球が怖いと感じる」と言わせるほど、バッテリー間の距離で腕を思い切り振った。球威、球質の現状を知る剛腕ならではの確認作業を続けたことで気付きもあった。「僕はそもそもゴロピッチャー。内野ゴロが多ければ、試合のリズムも投球リズムも出てくる」。左打者にはカットボール、右打者にはツーシーム。内角を攻めて打たせて取る投球を取り戻して復調した。

 6月3日の中日戦から8月9日の日本ハム戦まで8連勝。昨年苦しんだ夏場を乗り越え、12勝以上が4人を数えた先発陣を支えた。「1年間ケガなく投げきることは目標。次の試合も最後までしっかり投げたい」。CS、そして、昨年敗れた日本シリーズへ。背番号17は誓いを立てた。

 《球団62年ぶり12勝カルテット》今季は大関、有原が13勝、モイネロ、上沢が12勝をマーク。球団のシーズン2桁勝利4人は05年の杉内俊哉18勝、斉藤和巳16勝、和田毅12勝、新垣渚10勝以来20年ぶり。12勝以上4人以上は63年の森中千香良17勝、スタンカ、杉浦忠14勝、三浦清弘13勝、皆川睦男12勝以来62年ぶりだ。また、先発勝利のみでの2桁勝利4人は球団では75、99年に次いで3度目。4人が12勝以上は球団初で49年巨人、56年西鉄、83年西武に次いで史上4度目となった。

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