伊東勤氏 ドジャース・佐々木の光る三振奪う能力 “8回の男”抜てきも

[ 2025年9月28日 01:30 ]

インターリーグ   ドジャース3―2マリナーズ ( 2025年9月26日    シアトル )

<マリナーズ・ドジャース>7回、マリナーズ・ローリーに対してスプリットを投げるドジャース・佐々木(撮影・小海途 良幹)
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 【伊東勤 視点】ドジャース・佐々木は前回登板から中1日。内容は格段に良くなった。イニングが短くなったら得意なボールを優先していくのが鉄則。ドジャース・佐々木の場合は直球とスプリット。直球は高めに力のある球と低めに伸びる球。スプリットもカウントを取る球と三振を取りにいく球を投げ分けている。

 2人目のヤングの打席。初球は直球で見逃し。2球目のスプリットは低めに外れたが、カーブのような落差があった。最後は真ん中低めに160キロの直球で空振り三振。角度があって指にかかった最高の球だった。ローリーとの対戦ではスプリットを3球続けた。3球目は低めに落差のあるスプリットで空振り三振。1球も直球は使っていないがローリーからすれば直球も来るだろうという頭がある。そこにベースの上、甘いゾーンからスプリットが落ちたらバットは止まらない。

 今の佐々木は四球で崩れる雰囲気はないし何より三振を取れるという強みがある。首脳陣はポストシーズンから投手陣を再編成するだろうが、その中で佐々木は救援陣のキーマンになる可能性がある。相手にとっては対戦経験の少ない佐々木は嫌な存在。トライネンの状態がこのままなら8回に回ることも考えられる。救援という新たな舞台で佐々木がどんな輝きを見せるのか楽しみだ。(スポニチ本紙評論家)

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