佐々木朗希「緊張してる余裕もなかった」 メジャー初リリーフで1回3者凡退、ナインの拍手「嬉しかった」

[ 2025年9月25日 14:37 ]

ナ・リーグ   ドジャース5―4ダイヤモンドバックス ( 2025年9月24日    フェニックス )

試合後、取材に応じるドジャース・佐々木朗希(撮影・柳原 直之)
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 ドジャース佐々木朗希投手(23)が24日、メジャーに復帰。同日の敵地・ダイヤモンドバックス戦でリリーフとして復帰登板を果たした。3―1の7回から先発・スネルの後を受けて登板。メジャー初めてのリリーフ登板で1回無安打無失点と好投を披露した。

 5月9日(同10日)以来となる、メジャーのマウンド。7回攻撃中から投球練習を行い、満を持してマウンドへと向かった。「結構急に、思ったよりも急だったので、緊張してる余裕もなかったですし、早めには準備してたのでそのまま肩を作ってすぐ行ったので、切り替え自体はすごくうまくいったかなと思います」。普段とは勝手が違うマウンドだったが、7回の先頭マッキャンをスプリットで三ゴロに仕留めてリズムをつかむ。

 続くタワを直球で見逃し三振。3人目の打者・バルガスの初球にこの日最速の99.8マイル(約160.6キロ)を計測。最後は99.5マイル(約160.1キロ)直球で空振り三振に仕留め、危なげなく3者凡退で終えた。「しっかりゾーンで攻めていきたいですし、今日はスプリットがちょっと良くなかったので、そこもシーズン大事になってくると思うので、そういったところを修正しながらストレートは今日みたいにどんどん勝負できたらなと思ってます」と話した。

 佐々木は胸を張ってベンチへ。ロバーツ監督、大谷翔平らナインに拍手で迎えられた。指揮官とは右手で力強く握手。背中をたたかれて、労をねぎらわれた。「まずは大事な場面でしたので、抑えられて良かったと思いますし、嬉しかったです」と笑顔を見せた。

 佐々木はメジャー1年目から開幕ローテに入り、8試合に登板。1勝1敗、防御率4.72をマークしていたが、5月13日に「右肩のインピンジメント症候群」で負傷者リスト(IL)入り。長期離脱を余儀なくされた。地道なリハビリ、トレーニングを進め「強くなった感じよりも以前のように痛みなく自分のやりたい動きが少しずつできるようになったと思います」と実感する。

 傘下マイナーで先発としてメジャー復帰を目指し、リハビリ登板を続けていたが、チームは救援陣が不安定なことや先発陣は頭数が揃っていることから、ポストシーズンに向けて救援で再調整することになった。今後は連投、中1日の可能性も出てくる。「コンディション的にはいけると思うので、ただ、いろいろこう、体の違いだったりもちろん間隔開けてるときと詰まってるときでパフォーマンスも多分変わってくると思うので、そこらへんが変化出た時にどう対応できるかってところが大事だと思います」と臨機応変に対応していく構えだ。

 リリーフ投手の苦しい台所事情を受け、ポストシーズンでリリーフとしてロースターに入る可能性も高くなってきた。「マイナーで2回、今日メジャーで実際投げてみて、結果は良い結果が出ているのでそこらへんはすごくポジティブに捉えていけますし、後は残りの試合で良い準備ができたら」。戻ってきた豪腕は、チーム事情を理解し、与えられた役割を全うする覚悟だ。

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