ドラフトまで約1カ月 社会人注目左腕の行き先は?

[ 2025年9月20日 08:00 ]

鷺宮製作所・竹丸
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 ドラフトまで約1カ月となった。今年は野手では創価大の立石正広の評価が高く、スカウトからも「1位で重複するのは間違いないだろう」という声を聞く。三塁だけではなく、二塁も守れる右の大砲。何球団が競合するか注目だ。

 社会人では鷺宮製作所の左腕・竹丸和幸が即戦力候補に挙がっている。今夏の都市対抗では1回戦のTDK戦で6回2安打1失点、8奪三振の好投を見せるなど、大舞台でも自分の投球を見せた。

 スカウトは、ドラフト候補に挙がる選手のプレー以外の動きにも目を光らせている。例えば、打たれた後にベースカバーに行かない投手や、打席の結果を引きずって守備のミスをする選手など、「投げた」「打った」というプレー以外で見える、選手の素の部分をよく見ている。

 甲子園大会など全国の舞台に出てくる選手は、新しい野球道具を身につけてプレーすることが多い。記念に新調するからだ。そんな中、竹丸は使い古された青いグラブをはめて東京ドームのマウンドに立った。

 普段から使い慣れているグラブの方が、投球フォームのバランスは安定する。色落ちしたグラブで「普段通り」の姿勢を貫いた点は、個人的にはいい光景に映った。流されない性格なのだろう、と勝手に想像した。

 アマ野球の世界でどれだけ活躍していても、プロで通用するかは未知数。それでも、担当スカウトは全国を飛び回ってプロで活躍できる可能性を秘めた素材を追っている。数年間の集大成。今年はどんな新人が、プロの世界に飛び込むのか。一大イベントが迫っている。(記者コラム・川島 毅洋)

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