ドジャース・大谷 5回ノーノー&50号も…オーノー 救援陣炎上で2勝目逃す

[ 2025年9月18日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース6-9フィリーズ ( 2025年9月16日    ロサンゼルス )

<ドジャース・フィリーズ>5回、コールのファインプレーに喜ぶドジャース・大谷(撮影・小海途 良幹)
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 許した走者は初回2死から与えた四球の1人だけ。ドジャースの大谷は5回を無安打無失点で投げ終え、打席に入る準備をしながらデーブ・ロバーツ監督に「体の状態はいい。代えるかどうかの判断は任せる」と満面の笑みを向けた。まだ68球でも交代。指揮官は「5回の予定だった。調子が良かったからといって6回にいかせない。彼はあまりにも重要な存在だから」と説明した。

 フィリーズとはエンゼルス時代を通じて投手では初対戦。両リーグ最速で地区優勝を決めたばかりの強力打線を力でねじ伏せた。初回1死で迎えた本塁打王を争うシュワバーとの激突では初球に101・7マイル(約163・6キロ)を計測。6月28日のロイヤルズ戦と並ぶメジャー公式戦での自己最速でファウルに押し込み、2球目以降は変化球を続け、最後はスライダーで見逃し三振を奪った。

 4回の2度目の対決も初球から99マイル(約159キロ)の直球を続け、最後はカットボールで左飛。続く主砲ハーパーもカーブで空振り三振に仕留めた。100マイル(約161キロ)超えは計7球を数え、5三振を奪った。緊急登板して3回2/3で70球を投げた前回5日から中10日。アームアングル(リリース時の右肘の角度)を今季平均35度から29度に下げるなど工夫も凝らした。

 「プラン通り投げられた。(捕手ロートベットと)初めて組んだバッテリーだったけど、凄くスムーズに、お互いの意図を理解しながら一人一人を抑えられた」

 降板直後の6回に救援陣が一挙6失点で逆転負け。2勝目を逃し、余計に快投が際立った。フ軍とのポストシーズン前哨戦に2連敗。試合後の会見では米メディアからポストシーズンで5イニングを超える可能性について質問が集まり、「一イニングでも長く、一人でも多く投げるに越したことはない。いつでもどんな状況でも投げられる状態をまずはつくりたい」と言い切った。(柳原 直之)

 ≪6イニング目投げる?「聞く相手が違うのかな」≫
 【大谷に聞く】――右肘手術からのリハビリ過程で予定より1イニング投げるかどうかの判断だった。

 「打ち取った打球をアウトに取ってもらったのが球数を抑えられた一番の要因。前回がちょっと特殊な登板だったので、少しステップが遅れたというか、一イニングでも長く、一人でも多く投げるに越したことはないと思う」

 ――ポストシーズン(PS)進出時に向けて6イニング目を投げられるようになりたいか。

 「一人でも多く投げたい気持ちはもちろんある。ただ、僕がどこで(投げ)終わるか、どこまでいくかと決められるわけではない。フロントの判断や監督がいってほしいと言うのであれば努力するし、もう下がってほしいというのであれば、それに従う。選手としてはその立場。いつでもどんな状況でも投げられる状態をまずはつくりたい」

 ――PSでは6イニング目を投げさせてくれそうか。

 「僕に聞かれても“そうです”とは言えないので(笑い)。聞く相手が違うのかなと思います」

 ▼フィリーズのシュワバー 今夜は本当にいい状態の彼(大谷)と当たったと思う。レベルの高い投球をしていたと感じた。(ポストシーズンでの再戦へ)実際に目で見て、球がどう出てくるのか、変化球がどう動くのかを確認できるのは大事だ。次に対戦する時には、球の動きや傾向を少しでも理解できているはずだ。

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