亀山つとむ氏 投球のテンポ良かった阪神・大竹耕太郎 この時期の完封はチームにとっても収穫

[ 2025年9月12日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神2―0DeNA ( 2025年9月11日    甲子園 )

<神・D>阪神先発の大竹(撮影・北條 貴史)
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 【亀山つとむ 視点】阪神・大竹の見事な投球だった。何よりも投球のテンポが良かった。さらにボール先行で崩れることもない。カウント負けをしないから、野手もリズム良く守ることができる。この時期に完封で9回を投げ切ったことはチームにとっても収穫だ。

 DeNAとは今季初対戦。しかも中5日で迎えたマウンドで最高の結果を出したことは、CSファイナルSで対戦する可能性があるだけに大きい。7割くらいが変化球のイメージで来る相手に、半分近くは直球で攻めた。基本の直球への手応えを自身も感じ取ったと思う。一発がある筒香もしっかり抑えた。

 巨人戦でも実績がある大竹がDeNA相手でもはまると首脳陣にも印象づけた。村上と才木の間で左腕の大竹を挟む形なら、持ち味をさらに発揮できるのではないかと感じた。

 連続試合安打を自己最長の12試合に伸ばした森下も好調を持続している。リーグトップとなる12個の死球が物語るように内角攻めを続けられても、しっかり踏み込めている。甘いスライダーをひと振りで仕留める勝負強さも健在だ。

 一方で打線としてはDeNA・石田裕を攻略できた形にはならなかった。4番・佐藤輝以下は無安打。スタメンの高寺や木浪が追加点の起点になる働きを見せてほしかった。うまく追加点が取れる形になれば臨戦態勢も復活する。 (スポニチ本紙評論家)

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