松井秀喜氏の51歳確信歩き弾に、巨人監督就任待った!イチロー氏「ウチの大事な戦力」55歳まで“確保”

[ 2025年9月1日 04:30 ]

エキシビションマッチ   KOBE CHIBEN8―0高校野球女子選抜 ( 2025年8月31日    バンテリンD )

<神戸智弁・高校女子選抜>3回、松井秀喜は先制の3ランを放ち、(左から)松坂、イチローに迎えられ笑顔でハイタッチ(撮影・椎名 航)
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 巨人監督に“待った”!?マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)が率いる草野球チームの試合「高校野球女子選抜VSイチロー選抜KOBE CHIBEN」が31日、バンテリンドームで行われた。松井秀喜氏(51=ヤンキースGM特別アドバイザー)は3回、2年連続本塁打となる豪快な3ラン。将来的な古巣・巨人の監督就任へ期待がかかる中、イチロー氏からは背番号と同じ55歳まで同チームでプレーを続けるよう厳命された。

 目つきも、スイングも現役時代さながらだった。0―0の3回2死一、二塁。松井秀氏は初球の内角115キロを仕留め、「4番バッターの一振りができた」と本塁打を確信して歩き出した。2万1233人が詰めかけたバンテリンドームの右翼席に突き刺す先制3ランだ。

 「この球場は大好きで、よく打った。(当時が)よみがえりました」。巨人時代の02年8月17日の中日戦で山本昌から放って以来、23年ぶりの同球場での一発。試合前のフリー打撃では打球が失速し、柵越えなしに終わった。バットも1本折り、苦笑いを浮かべていた51歳が、イチロー選抜に初参加した昨年から2年連続でアーチをかけた。

 「本当にスーパースター」とイチロー氏。「今日は(本塁打が)ない、って全員思っていた。明らかに僕にないものを持っている人」と続けた。前日の都内のイベントでの、松井秀氏の「ジャイアンツの未来に自分自身が関わっても不思議ではないと思っています」との発言について報道陣に問われると、「意味深ですねえ」と笑みを浮かべて言った。

 監督としての姿は「ファンの人はみんな見たいでしょう」としながらも、「もちろん見てみたいんだけど、ウチの大事な戦力なので、もうちょっと待って、という(笑い)」。イチロー氏も将来的な誕生を望みながらも、今は待ったをかけた。前日の食事会でも「最低、背番号まで。僕は51まで、今年やりましたから。ヒデマーは55まで」と4年後の55歳までは参加し続けるよう厳命したという。少年時代、84年に阪急で3冠王を獲得したブーマーをもじって「ヒデマー」と愛称を付け、来年以降の中堅スタメンも確約。欠かせない戦力と訴えた。

 自分でも予想外だったという一発に「たまにこういうことが起きるから、野球はドラマがあってやめられませんね」としみじみ話した松井秀氏。当面、ドラマを見せてくれるのは、指揮官としてのタクトではなく、自らのバットになるのか…。 (大林 幹雄)

 ▽イチロー氏VS高校女子選抜 女子野球の発展を願ってスタートし、今年が5年連続の対戦で「KOBE CHIBEN」が5連勝となった。イチロー氏は全試合に先発して全て完投勝利を収めている。初対戦は21年12月18日(ほっと神戸)で、4安打17奪三振の完封勝利。22年から昨年までは東京ドームで開催され、50歳だった23年11月21日も最速138キロをマークして完封勝利を挙げた。昨年9月23日は初参加の松井秀氏が、右太腿裏を肉離れしながら8回に3ランを放った。

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