阪神・藤川監督 高寺望夢に“怒” 送りバント失敗で走らず、ベンチでも声出さず「逃げてんじゃない」

[ 2025年8月31日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神3―2巨人 ( 2025年8月30日    甲子園 )

<神・巨>6回、ベンチの藤川監督(撮影・岸 良祐)
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 阪神・藤川監督が珍しく怒った。6回無死一塁で代打起用した高寺の“送りバント失敗後”の行動が我慢ならなかった。小フライを上げて気落ちしたのか、一塁へ走らなかった。チーム方針である「凡事徹底」を怠ったことを強く非難した。

 「もう単純にバントのフライが上がって走っていないとか。その後、1軍の選手と同じように後ろに下がってしまって。逃げてんじゃない、と。僕は最高の選手を送り込んだつもりで、グラウンドに立ってもらっている。その選手が自分のプレーに少しうまくいかないからって下がっているようでは、このチームじゃ戦えないよと。何をしているんだと」

 ミスは誰にでもあること。相手の拙守に助けられて結果的に1死二塁となったプレーの内容について、指揮官は一切、言及していない。問題は態度にあった。

 「何回も言いますけど、お子ちゃまレベルの選手も多い」

 ようやく1軍に定着しつつある若手が、主力のような振る舞いをした。ベンチの最前列で声を出すなど、チームのためにできることを怠った。この事実に危機感を覚えた。2位以下を大きく引き離す独走劇によって、緩みが生じていると重く受け止めた。

 「ただ、高寺がそうということは、他のみんなもそうだということですね。それは自分の責任ということ。タイガースの1、2軍のスタッフを含めて全員で反省したいと思う」

 そう言うなり、席を立って記者会見ルームを出た。まだ優勝は決まっていない。優勝をしても先の戦いがある。まだ現状に満足できる時期ではない。(倉世古 洋平)

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