ド軍指揮官「ただただ残念」キケのノースライディング&指示出し役ベッツの位置取りミスに苦言

[ 2025年8月31日 13:50 ]

ナ・リーグ   ドジャース1―6ダイヤモンドバックス ( 2025年8月30日    ロサンゼルス )

7回、中堅パヘスの悪送球を拾って本塁へ送球するドジャースのE・ヘルナンデス(AP)
Photo By AP

 ドジャース大谷翔平投手(31)は30日(日本時間31日)、本拠でのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場。3打数無安打1四球で連続試合安打が3で止まった。先発タイラー・グラスノー投手(32)が初回から右手から流血しながらも7回4安打3失点と好投したが、打線の援護なくチームは2連敗。ナ・リーグ西地区2位のパドレスが勝利したため、ゲーム差が1に縮まった。

 試合後、取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は拙攻の連続で、6安打で1得点しか奪えなかった攻撃陣に言及。「タイラー(グラスノー)は本当に良い投球をしていただけに残念。正直言うと、今日はいくつか非常に珍しい、集中力が欠如したようなプレーが見られた。打席や守備の細かい場面でのミス、実行力を欠いたプレーが積み重なってしまった。もちろん相手が勝利に値したのは確かだが、同時に自分たちが自分たちを苦しめて負けた試合でもあった」と苦言を呈した。

 指揮官は0―0の5回無死二、三塁の好機で大谷が左飛を打ち上げるも、三走のキケことE・ヘルナンデスが本塁にスライディングしなかったために得点を奪えなかった場面についても苦言を呈した。大谷は初球の高めの速球を左翼へ打ち上げて犠飛になるかと思われた。左翼グリエルの送球が三塁ベンチ方向へそれ、三塁走者のキケが一塁側へスライディングしていればセーフになり得るタイミングだったが、スライディングせずにそのまま駆け抜けようとしたため、腹部付近にタッチされてアウト。ドジャースはビデオ検証を求めたが、判定は変わらなかった。次打者ベッツもキケの視線の先ではなく、三塁側からスライディングの指示を送っていた。そのため、キケの視界に入っていなかった可能性もあり、キケに謝るような仕草もあった。

 指揮官は「あれは彼にしては非常に珍しいプレーだった。ムーキー(ベッツ)を視認できず、スライディングのタイミングを合わせられなかった。グリエルの好返球もあったが、やはり実行しきれなかったということ。理想的には、走者がしっかり見える位置に味方(ベッツ)がいなければならなかったし、タイミングも遅れた。キケはこれまで見てきた中でも最高の走塁技術を持っている選手なので、ただただ残念」とキケの判断と本塁付近での指示の位置取りを間違えたベッツのミスと結論づけた。

 キケは「タグの状況だった。私はホームへ走ったが、送球がムーキーが“ここにスライディングしろ”と指示していた方向へ流れ。私はムーキーが見えていなくて、スライディングしなかった。その結果アウトになった。自分ではセーフだと思っていた。もちろん、それが試合を決めたプレーではない。ただ、この試合を象徴する一場面だったと思う」と説明した。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年8月31日のニュース