ド軍指揮官 大谷翔平の9回の大飛球が失速し悔しがる「おそらく他の29球場なら」要因は球場特有条件

[ 2025年8月23日 13:19 ]

ナ・リーグ   ドジャース―パドレス ( 2025年8月22日    サンディエゴ )

<パドレス・ドジャース>9回、中飛に倒れたドジャース・大谷(左から2人目)とロバーツ監督(左)(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が22日(日本時間23日)、敵地でのパドレス戦に「1番・DH」で先発出場。2打席凡退して迎えた第3打席でダルビッシュ有投手(39)から四球を選び、8月はこれで全19試合連続出塁となった。しかし、その後も安打は生まれず、チームも惜敗。これで73勝56敗でパドレスに並ばれ、8月15日以来7日ぶりの同率首位となった。

 ダルビッシュとは過去ポストシーズンを含めると13打席の対戦で2安打で長打はなし。打率.154、5三振に抑えられていた。大谷は第2打席まで一ゴロ、右飛で安打なし。3回にフリーランドのソロ本塁打で先制したが、4回に逆転されて1―2で迎えた6回1死走者なしの第3打席はフルカウントから四球を選んだが、ベッツが遊ゴロ併殺打に倒れた。

 1点を追う9回は大谷が先頭で迎えた。相手守護神スアレスとは6月19日の対戦で死球を当てられて以来の対戦。カウント1―1から高めの速球を強振して中堅へ大飛球。大谷は確信歩きでゆったりと歩き出したが、388フィート(約118.3メートル)の大飛球はフェンス手前で失速した。打線はベッツ、フリーマンの安打で2死一、三塁と一打同点の好機を演出したが、最後はT・ヘルナンデスが空振り三振に倒れた。

 試合後、取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は9回の大谷の大飛球がフェンス手前で失速して同点弾とならなかったことに言及。「おそらく他の29球場ならホームランになっていただろうね。けれど、この球場特有の条件、海からの湿気による“マリーンレイヤー”や広さの影響で、打球が途中で伸びを失ってしまった」と悔しがった。ただ、実際には米データサイト「ベースボール・サバント」によると、全30球場で本塁打となったのはカブスの本拠リグリー・フィールドの1球場のみだった。

 大谷は20日のロッキーズ戦に先発も4回にライナー性の打球が右太腿を直撃。その後も投球は続行したが、8回に代打を送られ、ベンチに退いた。翌21日は当初の予定通り今季初の「休養日」で試合を欠場。この日の試合前は、約15分間キャッチボールを行い、負傷した右太腿の状態を確認。顔をしかめる場面もあったが、問題なく投じた。

 デーブ・ロバーツ監督は昨秋のパドレスとの地区シリーズを「ストリートファイト」と表現。今季も6月の7試合で11死球が飛び交い「勝たなければならない。彼らは全力でぶつかってくるだろうから、我々も準備して挑む」と闘志をむき出しにした。ナ・リーグ西地区首位のドジャースが1ゲーム差の2位パドレスの本拠に乗り込む今3連戦も激しい戦いになりそうだ。

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