オリックス・宮城大弥 復帰登板で6回零封5勝目「今後に自信を持ってやれたら」

[ 2025年8月22日 05:45 ]

パ・リーグ   オリックス10―0日本ハム ( 2025年8月21日    エスコンF )

<日・オ>スタンドのファンに手を振る宮城(撮影・高橋 茂夫)
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 オリックス・宮城が、残りのリーグ戦へ弾みを付ける5勝目だ。下半身のコンディション不良から復帰登板し、6回7安打無失点の力投。打線が2回で8点を先行する展開も、気持ちは緩めずにアウトを積みかさねていった。

 「ランナーが出てから粘れたところは、自分の中でもプラス。そこは自信を持って次に挑みたい」

 序盤の大量援護を「久しぶりすぎて、ちょっとうれしさは出ましたけど(笑い)。この調子でみんな打って欲しいし、もっともっと勝ちたい」と茶目っ気たっぷりに笑いつつも、調整面での難しさにも向き合った。「点を取ってくれた分だけ楽にはなりますけど、何回も(キャッチボールで肩を)つくったり、1回ベンチに下がったりとか、普通だったらないことをしないといけない」。大味になりがちな展開でも集中力は途切れず、無四球で9奪三振。「(三振を)狙って取ることができたし、当たればことが起こる状況に対して、三振を取れたのは自分の中でも評価できる」とうなずいた。

 5回6安打2失点だった前回8月7日の楽天戦の翌日に、下半身のコンディション不良で登録を抹消に。「高島さんや東松に迷惑をかけてしまった」と、宮城離脱によって中継ぎから先発へ配置転換された高島や東松への感謝の思いも持ちながら、治療への時間をかけた。「なかなかシーズン中は(治療を)メインにできることはなかった。ウエートの量も減らしたりとか、メインの形で向き合えたことは結構プラスになった」。無失点での降板は4月20日ロッテ戦以来、今季2度目。「今シーズンは点を取られる試合が、キャリアの中で一番多いと実感しているので。ゼロを刻めたところは、今後に自信を持ってやれたら」と、シーズン終盤にきて手応えを深める登板となった。

 きょう22日に再度登録を抹消される見込み。中6日となる来週28日には試合がなく、一度間隔を空けて万全の状態で次回の登板へ向かうチーム方針だ。「チームが勝つ流れを持ってこれるように、先発としての仕事をしていけたら。(優勝への思いは)全く変わらないです」。若きエースが、確かな足取りで再発進を果たした。   (阪井 日向)

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