【甲子園】沖縄尚学 決断と奮起の逆転劇で決勝進出 夏悲願の初優勝へ、ムード最高潮

[ 2025年8月21日 13:08 ]

第107回全国高校野球選手権大会第14日目 準決勝   沖縄尚学5―4山梨学院 ( 2025年8月21日    甲子園 )

先発の沖縄尚学・末吉(撮影・中辻 颯太)
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 初の準決勝に進出した沖縄尚学(沖縄)が山梨学院(山梨)を逆転で破り、悲願の初優勝にあと1勝に迫った。

 先発の末吉良丞(2年)は初回に先制点を失ったが、直後に味方が同点に追いつくと、制球力、球威ともに十分な直球を軸に、スライダー、カーブなどを効果的に交え、2回から4回まで無失点。5回、1死から3連打を浴び、味方の失策で勝ち越し点となる2点を失ったが、その後も淡々と自らの投球を貫き、打線の援護を待った。

 試合の流れを変えたのは中軸だった。1―4の6回、無死から4番・宜野座恵夢(3年)が左翼線二塁打で出塁すると、続く比嘉大登(3年)が右前へしぶとく落とす安打でつなぐ。無死一、三塁から6番・安谷屋春空(3年)が左中間へ2点適時二塁打。さらに相手失策で一気に同点に追いついた。

 さらに4―4の7回2死三塁から比嘉が勝ち越しの右前打。初戦から準々決勝まで3番を打った比嘉と4番を務めた安谷屋だが、本来の調子でないことから比嘉公也監督がそれぞれ打順を2つ下げることを決めた。監督の決断と2人の奮起が逆転に結びついた。

 1―4の6回2死二塁から先発・末吉の後を受けた新垣有絃(2年)は最後まで山梨学院打線に得点を許さず、3回1/3を無失点で終え、勝利をたぐり寄せた。

 春の選抜大会では2度の優勝経験がある沖縄尚学だが、夏の優勝は悲願。2010年の興南以来、2度目となる県勢の優勝へ。投打ともムードは最高潮だ。

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