松井秀喜氏「監督、投げますからね」 特別な始球式の大役全う 周りは全て3番「壮観でした」

[ 2025年8月17日 05:30 ]

長嶋茂雄さん追悼試合 セ・リーグ   巨人0―3阪神 ( 2025年8月16日    東京D )

セレモニアルピッチを終え天に向けて手を振る松井氏 (撮影・白鳥 佳樹)
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 松井秀喜氏はボールを持つ右手を天に掲げ呼びかけた。「監督、投げますからね」。左打席に王氏、右打席に原氏が立つ特別な始球式。ストライク投球で大役を全うし、再び長嶋さんのいる天を見上げ笑顔で手を振った。

 「両打席に大レジェンドが立っていて、久しぶりにビビりました。監督が見守ってくれたんじゃないですかね」。背番号3のユニホーム姿に囲まれ「壮観でした」と笑った。

 4球団が競合した92年ドラフト会議で当たりくじを引き当てられてから、マンツーマンの素振り指導を繰り返し受けた。ヤンキース移籍後も米国で、時には電話越しに素振りの音で指導を受けた恩師の追悼試合。「野球の枠を超えた存在」と改めて偉大さを感じた。

 長嶋さんが愛した古巣の現状は米国でもチェックしている。前日は阪神に4点差を逆転勝利。「昨日ぐらいから監督がパワーを送ってくれているのでは?」と話す。2位ながら首位阪神とは12ゲーム差とリーグ連覇は厳しい状況。「ペナントは獲れなくても、昨年の逆バージョンをやってくれれば」。昨年は4年ぶりリーグ優勝も、CSファイナルSでDeNAに敗退。そのDeNAは日本一まで駆け上がった。連覇の道が途絶えたとしても、下克上に期待した。 (青森 正宣)

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