日本ハム・清宮幸 3安打でプロ8年目、初のシーズン100安打 引退表明の中田先輩に恩返し

[ 2025年8月17日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム9―5楽天 ( 2025年8月16日    楽天モバイル )

<楽・日>8回、適時打を放ち、相手の失策の間に進んだ二塁で、ベンチにポーズする清宮幸(左)=撮影・木村 揚輔
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 尊敬する先輩のように、頼もしい男に成長した。日本ハム・清宮幸がプロ8年目で自身初のシーズン100安打をマーク。3安打1打点、2得点と打線を力強く引っ張った。

 「(100安打は)気にはしていなかったけど、ここまで打ったことがなかったのでひとまず良かった」

 前日までに99安打と王手をかけていた。2回先頭の右前打で節目に達し、万波の2点二塁打で決勝点となる先制のホームを踏んだ。3回は左犠飛。5回は右中間二塁打で、野村の適時二塁打から生還。8回2死一、二塁では左前打し、相手の失策も重なり追加点につながった。4打席で得点に絡む活躍で「(内容は)全打席良かった」とうなずく。勢いづかせた打線は16安打9得点し、新庄監督は「誰が打ったか、ようわからんね」と笑った。

 前日に18年から21年途中まで共にプレーした中日・中田が現役引退を表明した。同じ高卒ドラフト1位の先輩との一番の思い出は、2年目の19年。本拠地での試合で、敗戦に直結する失策を犯した。主力とは別の場所にあったロッカーで落ち込んでいると、中田が自ら訪れ「俺もそうやって成長してきた。みんな通るところだから」と励まされ、号泣した。「凄く救われました」と感謝する。

 今は三塁が主戦場だが、この日は一塁で出場。中田からファーストミットを譲り受けたこともあり「ファイターズの一塁の系譜を受け継がせてもらった」と自負する。再び首位ソフトバンクと3ゲーム差に縮めた。目指すは、中田が不動の4番だった16年以来のリーグ優勝と日本一だ。(田中 健人)

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