【甲子園】156球完投の花巻東・萬谷 菊池、大谷も付けた背番号「17」に「期待に応えていきたい」

[ 2025年8月8日 10:22 ]

第107回全国高校野球選手権第4日 1回戦   花巻東4 ―1 智弁和歌山 ( 2025年8月8日    甲子園 )

<智弁和歌山・花巻東> 佐々木監督(右)と言葉を交わす花巻東・萬谷 (撮影・須田 麻祐子)
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 今春選抜8強の花巻東(岩手)が1回戦屈指の好カードで選抜準優勝の智弁和歌山を4―1と破り、夏の甲子園で2年ぶりに初戦を突破した。岩手勢として甲子園で対和歌山勢5度目の対戦で初勝利を挙げた。

 OBの菊池雄星(エンゼルス)、大谷翔平(ドジャース)も付けた背番号「17」」の先発左腕・萬谷堅心(2年)が初回に1点を失ったが、その後は走者を出しながらも粘り強く投げて1失点完投。打線は1回裏に1死二、三塁から遊ゴロ野選で追いつき、1死一、三塁から5番・赤間史弥(2年)の左犠飛で勝ち越し。5回には3番・新田光志朗(3年)の中前適時打、6回にも7番・高橋蓮太郎(3年)の左翼適時打で追加点を挙げた。

 156球で完投の萬谷は笑顔でお立ち台に上がり、「相手は1番から9番まで凄い打線がそろっていて、とにかく最少失点に抑えることを心掛けた。何点取られてもいい、と言われていたので楽に投げられた。キャッチャーの(高橋)蓮太朗さんが声をかけてくださって、そして野手の方々が守ってくれたんでよかったです」と振り返った。「四死球が多かったのは次の試合に向けて修正していきたい」と口にしながらも、背番号17について「監督さんからの期待も込めての番号だと思うので、期待に応えられるようなピッチングをこれからしていきたい」と話した。

 佐々木洋監督は萬谷に関して「本来のピッチングではなかった。四死球も絡んで、汗で滑ると言っていた。何点取られるかと思ったが、(5回後の)クーリングタイムの後に持ち直した感があって、後半良く投げた」と称えた。継投の可能性は「良い左打者が多かったので、できれば萬谷で終われればというのがありました」と明かし、背番号17について「左で言うと菊池雄星も付けた番号。まだまだ足下にも及ばないかもしれませんが、ああいう偉大なピッチャーになってほしいという気持ちはすごくあります」と期待を込めた。

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