【球宴独占手記】楽天・宗山 プロ1年目で夢舞台 「格好いいな」と思ってもらえるスターに

[ 2025年7月24日 05:30 ]

マイナビオールスターゲーム2025第1戦   全パ5―1全セ ( 2025年7月23日    京セラD )

<全パ・全セ>6回、宗山は空振り三振に倒れる(撮影・北條 貴史)
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 選手間投票により、パ・リーグの遊撃部門で選出された楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(22)が、スポニチ本紙に独占手記を寄せた。プロ入り前の憧れだった存在、目指すべきスターの姿などを明かした。

 初めてのオールスター。初打席は空振り三振でしたが、結果ではなく、とにかく思い切っていこう。それだけで打席に入りました。パ・リーグはホームランも2本出て、ベンチの雰囲気もよかったですし、みんなで盛り上がっていました。小久保さんに“渡部と凄い2人が同級生だったんだな”と言っていただき、ちゃんとお話しできてよかったです。レイエスにはバッティングを教えてと言ったら“凄いグッド”と言われたので、明日詳しく聞こうかなと思います。

 大先輩たちと同じオールスターという舞台に立てたことがありがたいですし、長く現役をやっていく上で毎年呼んでもらえるような選手になりたい。いつかは江夏さんの9連続奪三振、新庄さんのホームスチール、藤川さんの予告ストレートなど、何か一つ語り継がれるようなものを残せたらいいなと思います。

 子供の頃、初めて認識したスター選手は地元(広島県三次市)が同じ二岡さんです。二岡さんは自分の母校でもある広陵で、父の2学年後輩なので“物凄く練習していた”と聞いていました。お兄さんがチームの監督をしていたこともあり、中2の頃にグラウンドに来ていて“二岡選手だ!”と驚いた記憶があります。今年の交流戦であいさつさせていただき“お父さん元気?”“体調は大丈夫?”と気に掛けてもらい、うれしかったですね。

 家族が巨人ファンだったので、坂本選手にも憧れました。主軸でショート。打つだけ、守るだけでなく、どちらもトップレベルで試合に出続ける。当時は深く分かっていませんでしたが、トータルで凄い。格好いいなと思っていました。スター選手は“ここで打ってほしい”という時に打席が回ってきて結果を残せる。守備でも、ここをしのげればというところで、打球が飛んできてさばく。同じような成績だとしても、他の人とは違う巡り合わせがある人がスターなのかなと思います。自分もゆくゆくはそういう存在になっていきたいです。

 ショートは守る範囲が広い分、自分で、よりいろいろなプレーを考えてできるのが魅力です。そういうところを見ている人たちにも楽しんでもらって、僕が二岡さん、坂本さんに感じたように“格好いいな”と思ってもらいたいです。僕は野球以外は地味なので目立つところがないですけど、グラウンドではいいプレーを見てもらって、もっと目立てたらと思います。(東北楽天ゴールデンイーグルス内野手)

 ≪6回代打出場で三振≫和やかな表情で、試合前練習を行った宗山は、広陵(広島)で同期の全パ・渡部聖とともに広陵―明大の先輩にあたる全セ・佐野にあいさつ。試合はベンチスタートも2回に渡部聖が中前打を放つと、笑顔を見せた。6回1死で代打出場も藤嶋の前に空振り三振。「(渡部聖は)しっかり1打席目から打ったんで、やっぱり凄い。自分も明日一本出ればいいですけど、とにかく楽しんで、もっといろんな人と交流できたら」と汗を拭った。

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