ソフトバンク・野村勇内野手 4年目28歳初球宴 ホームラン打ちたい

[ 2025年7月23日 06:00 ]

ソフトバンク・野村勇(撮影・岡田 丈靖)
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 最後の最後で初球宴だ――。ソフトバンクの野村勇内野手(28)が22日、右肩痛で辞退したオリックス・紅林弘太郎内野手(23)に代わり、きょう23日に京セラドームで第1戦が行われる「マイナビオールスターゲーム2025」に出場することが発表された。急きょ予定していた家族旅行を“辞退”した野村は、家族サービスを穴埋めするアーチを描くと誓った。

 吉報が届くとともに、野村の貴重な家族サービスの予定は狂ってしまった。直前の追加招集で球界のスターが集う球宴に初選出。妻は喜んでくれたが、娘は悲しんでいたという。

 「一流の選手が集まる。吸収できたらなと思います。嫁は、凄く喜んでくれて。子供は泣いていました」

 22日からチームは2日間の“オールスター休み”。野村家は大分県別府市にある屋内型レジャープールが併設されたホテルでリフレッシュする予定だった。だが、20日に全パを指揮する小久保監督に呼ばれた。「(オリックスの)紅林選手が出られないので、規定打席に到達はしてないけどいこうか?頑張ろうや」。突然の提案だったが、4年目の28歳は「なかなか、そう簡単に出られるものではない。凄くうれしい」と快諾した。

 急きょ、パパ不在でお出かけは強行されることになった。寂しい思いをさせてしまうかもしれないが、球界のトップ選手がそろう中で野村がヒーローになれば、離れていても家族を喜ばせることはできる。「ホームランを打ちたいです」と背番号99は自慢の長打でアピールする構えだ。

 20日の西武戦でキャリアハイの10本塁打に1本と迫るチーム2位の9号本塁打を放った。リーグ前半戦は72試合に出場し、打率・264、9本塁打22打点10盗塁。「はじめは出られてなかったが、一試合一試合の結果だと思うので、自信にしたい」。開幕1軍に名を連ねたが、役割は代走と守備要員。3、4月で打席に立ったのは3度だけだった。今宮の故障などあったが、好調な打撃に加えて内野全てを守れるユーティリティー性も武器とし、居場所をつかんだ。

 野村の故郷は神戸市。第1戦の舞台となる京セラドームのある大阪市には社会人でプレーしたNTT西日本の本社もある。「親とか、来られたらという感じですね」とにやり。プレーでの躍動で両親や恩師に感謝を伝える舞台になりそうだ。 (井上 満夫)

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