【高校野球】江戸川 都立対決制し都立勢唯一の8強!準々決勝は“ご近所”関東第一と

[ 2025年7月22日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権 東東京大会5回戦   江戸川3―0文京 ( 2025年7月21日    大田 )

<江戸川・文京>9回、越野を右飛に打ち取り勝利し石田(左)とタッチを交わす石橋(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 ハイタッチでナインと喜びを分かち合った。江戸川のエース・石橋諒樹(3年)が、1―0の4回1死一、二塁から2番手で登板。ピンチをしのいで5回2/3を2安打無失点に抑え「直球がいいところに決まった。先発の平野(龍之介=3年)が長く投げてくれたので楽だった」と涼しい顔で振り返った。

 東東京の都立勢唯一の8強入り。9年ぶりに進出した23日の準々決勝は因縁の対決になる。相手の関東第一は、最寄り駅が同じJR新小岩駅で、直線距離も300メートルほどのお隣さん。新小岩駅南口から延びる「ルミエール商店街」は両校の通学路となっている。野球部員同士ですれ違うこともあるが「なんか強そう。友達もいない」と石橋諒は交流を避けてきた。

 気持ちに変化が起きたのは昨夏だ。関東第一が夏の甲子園で準優勝。商店街には快挙を称える横断幕やポスターが、至るところに貼り出された。通学時には肩身が狭い思いをし「悔しかった。ポスターを自分たちのものに貼り替えたいと思った」とライバル心が燃え上がった。

 東東京大会での対決は84、91、11年と過去3度あり、いずれも2桁失点で敗れた。14年ぶりに巡ってきたチャンス。同校OBでもある芝英晃監督は「ここまで勝ち上がってくれた後輩たちは本当に誇らしい。勢いも大事なので、いい意味で調子に乗ってほしい」と期待する。

 最高成績は01年の4強。“宿敵”を倒せば最高成績に並ぶ歴史的な白星になる。「関東第一に勝って新小岩を江戸高(エドコウ)のものにします」と石橋諒。“商店街制圧”を懸けた「新小岩ダービー」に全力をぶつける。(八田 朝尊)

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年7月22日のニュース