【高校野球】滋賀大会 伝統校の伊香は11年ぶりの4強ならず エース安井が全3試合完投も及ばず

[ 2025年7月22日 19:08 ]

第107回全国高校野球選手権滋賀大会準々決勝   伊香3-6綾羽 ( 2025年7月22日    マイネットスタジアム皇子山 )

<伊香・綾羽>6失点完投も11年ぶりのベスト4進出はならなかった伊香のエース安井
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 最後までマウンドを守り続けた。伊香のエース右腕・安井天良(たから・3年)は昨夏の準優勝校で強力打線を誇る綾羽打線相手に10安打を許しながらも8回6失点完投。11年ぶりの準決勝進出は逃したが、全3試合26イニングを投げ抜いた。

 「勝てる試合だった。ミスりました」

 今春選抜出場校・滋賀短大付との接戦を制してから中1日での登板。疲れが残っていたのも事実で田中良監督も継投策でいくか最後まで悩んだが、エースに託すことを選択。「安井でいくなら投げ抜いてもらう」と覚悟を決めた。

 初回は微妙な制球が定まらず3四球で1死満塁。5番打者を二ゴロ併殺に仕留めて得点を与えなかったが2回に味方の失策もあって先制を許すと、同点に追いついた直後の3回は4長短打を集中され2失点。再び同点にしてもらった5回も先頭への四球から勝ち越しを許すなど粘りきることができなかった。試合前まで2試合で5四死球だったが、この日は7四死球と大きく乱れた。それでも、綾羽の千代純平監督は開口一番、「安井君がすばらしかった。あのタフさにも…。脱帽です」と称賛するなどエースの姿を示し続けた。

 昨夏と同じ準々決勝での敗退となったが、安井は最後まで涙を見せなかった。「やりきったとは言えない。悔しさがある」。最後までエース道を貫いた。

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