阪神・藤川監督 伝統の一戦3連戦は「前半戦最後の勝負どころ」イッキ3連勝でGに引導渡す

[ 2025年7月18日 05:15 ]

阪神・藤川監督
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 阪神は17日の中日戦が天候不良のため中止になった。藤川球児監督(44)は19日から敵地で戦う巨人3連戦へ気持ちを切り替えた。球宴前最後のカードとなる伝統の一戦を「前半戦最後の勝負どころ」と位置付け、必勝パターンの石井大智投手(27)、岩崎優投手(34)の3連投を辞さない構え。11勝4敗と大きく勝ち越す昨季王者に3連勝すれば、12ゲーム差を付け早々と引導を渡すことになる。

 中日戦の中止が決まるやいなや、藤川監督の視線は巨人戦に向いていた。「もう次。次の東京ドームの方を向いていますから」。19日から東京ドームで伝統の一戦3連戦。球宴前最後のカードに救援陣をつぎ込む考えを示唆した。

 「後ろから逆算してもピッチャーがちゃんといる状態。岩崎、石井あたりが東京ドームでのジャイアンツ戦からきっちり3試合いける状態で臨める。それからネルソンを含めて、いろんな投手のバリエーションを持った状態でいける」

 今季の3日連投は石井が1回のみで、岩崎はしていない。ブレーキをかけてきた起用法を解除するのは、2人とも中日戦の登板がなかったことに加えて、9ゲーム差を付ける巨人戦を「前半戦最後の勝負どころかな」と位置付けるからに他ならない。

 必勝パターンの二枚看板を3日連続で出すプランがあるということは、3連勝を想定しているということだ。実現すれば、今季の対戦成績は14勝4敗。2勝か1勝2分けすれば決まる今季のカード勝ち越しの、さらに上をいく。左肘じん帯損傷で離脱中の主砲・岡本が戻ってくる前に、ゲーム差を12に広げて昨季王者に引導を渡すことになる。

 目的を遂行するために、特別なことをするわけではない。今季4度目の中止となったこの日と、きょう18日の練習で「(丁寧に戦うことを)見直してですね」と原点回帰を掲げた。2連敗した中日戦は、初戦が守備の乱れ、2戦目が才木の送りバント失敗が敗因になった。打線も前日に50試合ぶりとなる零敗を喫するなど、計2得点と湿りがち。投手を中心としたディフェンス型のしぶとい野球に立ち返ることが、勝利への近道になる。

 「(前半戦)最後の3試合は、もともとみんなで立ち向かっていく重要なゲームと捉えていた。そこに、みんなが全力でぶつかっていってくれると思います。今日(17日)を含めてちょっと疲労もあったので、2日間休みながらきっちり調整をして、ジャイアンツと3試合できる。コンディションは整うだろうと思いますね」

 最高の形で前半戦を締めくくれば、猛虎の勢いをどのチームも止められなくなる。 (倉世古 洋平)

《巨人戦は11勝4敗》
 ○…阪神は現在巨人戦で11勝4敗。7月までに巨人戦で11勝以上は79年14勝、03年13勝、04年14勝の過去3度。あす19日からの巨人3連戦に全勝なら14勝で球団記録に並び、球宴前の14勝到達は球団史上初だ。また、この3連戦で2勝か1勝2分けすれば、今季の巨人戦(25回戦制)勝ち越しが決定。2リーグ制以降、7月までに決めたのは79年の7月29日があるが、球宴後の決定。球宴前はこちらも球団史上初だ。

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