DeNA 藤浪獲得へ本格調査 大逆転Vへ“スーパー補強” 先発で起用構想

[ 2025年7月10日 01:30 ]

藤浪晋太郎(AP)
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 27年ぶりリーグVへ「スーパー補強」だ!DeNAが、元阪神でマリナーズ傘下3Aタコマを自由契約となった藤浪晋太郎投手(31)を獲得調査していることが9日、分かった。藤浪は日本球界復帰を視野に近日中に帰国予定。球団は先発候補として交渉を視野に入れる。8日にフォードの再獲得を発表し、元中日のビシエドとも合意間近。日米通算64勝の右腕にも狙いを定め、逆転優勝への布陣を整える。

 大逆転優勝を諦めていない。「三浦DeNA」のぶれない補強方針が改めて鮮明になった。首位・阪神からは9ゲーム差の4位。藤浪の獲得調査は、後半戦での大反撃に向けた本気度の表れだ。

 藤浪は6月17日にマリナーズ傘下3Aタコマを自由契約になった後、米球団からのオファーがなく、代理人のスコット・ボラス氏は今月上旬に「今はうちの施設でトレーニングしている」と現状を明かしていた。

 NPBは7月末が補強期限。DeNAは藤浪が日本球界復帰を視野に近日中に緊急帰国する可能性を察知し、他にも複数球団が興味を持つ中、獲得調査を活発化させている。今後は帰国した藤浪と交渉のテーブルに着くことが予想され、条件が折り合えば、3年ぶりにNPBのマウンドに立つことになる。

 藤浪は22年オフに阪神からポスティングシステムを利用してメジャー移籍。契約したアスレチックスでは先発ローテーションに定着できず救援に配置転換された。以降は複数球団を渡り歩き、24年からはメジャー登板がなく、米国挑戦は一時的に断念する方向だ。

 DeNA側は大歓迎だ。日米通算64勝で160キロ超の直球に、カットボール、スライダー、フォークなど変化球も多彩。獲得が実現すれば、東、ジャクソン、ケイ、バウアーに続く先発5番手として起用する構想を持つ。

 先発候補には大貫、石田裕、さらに高卒4年目で3日にプロ初勝利の小園らがいても、東、ジャクソン、ケイの「3本柱」を除けば、調子の上がらないバウアーも含めて盤石ではない。藤浪が加入すれば先発陣を活性化させ、特に両リーグ唯一のチーム防御率1点台を誇る阪神との差を埋める意味でも大きなピースとなる。

 昨季は26年ぶりに日本シリーズを制したとはいえ、レギュラーシーズンは3位。就任5年目の三浦監督の下で「横浜奪首」のスローガンを掲げ、27年ぶりのリーグ優勝は悲願だ。攻撃陣に厚みを持たせるため、8日には24年に在籍したフォードと再契約。さらに元中日のビシエドとは契約合意間近で、「駆け込み補強」を進めている。先発陣の増強にも成功すれば、夏場からの大逆襲は不可能ではない。

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