ア・リーグはライアン、ナ・リーグはソト ESPNが球宴選出で“見落とし人材”について言及

[ 2025年7月7日 08:15 ]

メッツのフアン・ソト(AP)
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 スポーツ専門局「ESPN」電子版のブラッドフォード・ドゥーリトル記者が、MLBオールスターゲームのロースター発表で、見落とされた選手たちについて分析している。ア・リーグではツインズのジョー・ライアン投手(29)が外れた。ツインズからの選出は外野手のバイロン・バクストンのみとなった。

 ライアンはここまで8勝4敗、防御率2.76と好成績をマーク。ロイヤルズのクリス・ブービックやレンジャーズのジェーコブ・デグロムといった他の好投手たちと比較しても見劣りしない。ブービックとデグロムは選出されたが、ライアンは漏れた。マリナーズのブライアン・ウー(8勝4敗、防御率2.77)と数字は似ているが、ウーは投手有利な本拠地でプレーしており、精密な指標ではライアンの方が上となっている。

 2番目の見落としはレイズ。「全チームから少なくとも1人は選出される」というルールと、ポジションのバランスを取る必要があるため、複数の有力選手を抱えるチームの中から、一部の優秀な選手が漏れてしまう。レイズはジョナサン・アランダ内野手とベテランのブランドン・ロー内野手だけだが、もっと選ばれるべきだった。

 ナ・リーグでは最大の見落としはメッツのフアン・ソト外野手。なぜソトが漏れたのか分からない。おそらく本人が築いた高い基準が、かえって評価を下げる原因になったのだろう。出塁率は.400を超えており、四球数はリーグトップ。オールスターゲームは、まさにソトのような選手のためにあるようなイベント。本当に不調であれば外されても仕方ないが、今年はそうではない。ちなみにソトをトレードで放出したナショナルズが獲得したマッケンジー・ゴアとジェームズ・ウッドがともにオールスターに選ばれている。

 2番目の見落としはドジャースのアンディ・パヘス。守備も打撃も充実したシーズン前半を送ったパヘスが選外となってしまった。これは単純に「数字合わせの問題」だ。ファン投票では、地元アトランタで開催されることもあってロナルド・アクーニャがスターターに選ばれた、しかし、彼は今季前半の半分しか出場していない。チーム数やポジションの制限を満たしつつロースターを組むのは、本当に難しい作業だ。すでに何人かの選出選手は負傷のためアトランタでの試合に出場できないことが判明しており、数日以内に代替選手が発表される予定。最終的には、今年も70~75人ほどのオールスター選手が選ばれることになるだろう。

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