広島・ファビアン 「暑いのは大好き」 再奪首へ打線けん引 球団新助っ人初球宴前100安打あるぞ

[ 2025年7月1日 05:00 ]

広島・ファビアン 
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 リーグ戦再開初カードの中日戦に勝ち越した広島は、7月1日から本拠地マツダスタジアムでヤクルトと3連戦。新4番のサンドロ・ファビアン外野手(27)が再奪首へ、盛夏の戦いでも打線をけん引する意気込みを示した。目下リーグトップの89安打を放ち、広島の新外国人では初となる球宴までの100安打到達はほぼ確実。「暑いのは大好き」と言うドミニカンが、夏対策も抜かりなく打ちまくる。

 内角カットボールを左翼席へ運んだかと思えば、ボール球になる外角低めのチェンジアップを左前へ。6月29日の中日戦でバットのヘッドを巧みに使い、勝利を呼ぶ全2打点を挙げた新4番のファビアン。1日からのヤクルト3連戦に向けても自信をみなぎらせた。

 「自分の体は今、良い状態にある。ヤクルトの投手は見たことがあるから、自分の打撃をできるようにしたい」

 何しろ、ヤクルト戦は打率・367、3本塁打、8打点。リーグの球団別で最も相性が良いだけに、爆発への期待は膨らむ。ボールをポイントまで呼び込み、決して軸がブレない打撃フォーム。既に日本野球に順応しているように映るが、本人は至って謙虚だ。

 「野球選手には毎日新しいことがあり、毎日が勉強。同じことは毎回ないので、どうしたら良いか常に考えている。まだたくさん日本の野球を勉強しないといけないと思う」

 ここまでチームの全70試合に出場。リーグ最多の89安打を放ち、打率・317でもリーグトップを誇る。球宴までの残り18試合で、100安打到達はほぼ確実。広島では、球宴までに安打数を大台に乗せた新外国人は過去におらず、12球団を見渡しても13年の中日・ルナ以来となる。

 「暑いところで生まれたから、暑いのは大好き。暑さが自分の状態やプレーの支障になることはない。日本の暑さは経験がないけど、大丈夫だと思う」

 熱帯気候に属するドミニカ共和国の出身。日本と同じ高温多湿な環境でのプレーは経験があり、体力の消耗を抑えるための夏場対策にも抜かりはない。

 「夏はいろんなものを食べて、たくさんカロリーを取るようにしている。一番注意しているのは、今の体重をキープすること。プロテインを飲み、肉を食べてスタミナをつけ、水もたくさん飲むようにしている」

 体重は現在「ベストコンディション」の90キロ。首位・阪神を3・5ゲーム差で追う盛夏の7月戦線、優良な新助っ人が安打を量産して球団初の勲章を手に入れ、チームの躍進をバットで支える。(江尾 卓也)
 

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