阪神・伊藤将 「いいピッチングができた」 121球の熱投で2年ぶり完封 “サンデー将司”完全復活だ

[ 2025年6月30日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神6―0ヤクルト ( 2025年6月29日    神宮 )

<ヤ・神>完封勝利した伊藤将(撮影・北條 貴史)
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 最後の最後までマウンドを守り抜いた。6―0の9回は2死走者なし。阪神・伊藤将がオスナを三ゴロに仕留めると、緊張感から解き放たれホッと息を吐いた。チームメートからの祝福を受け、ようやく広がった安堵(あんど)の表情。121球の熱投での今季2勝目は、23年8月20日DeNA戦以来2年ぶりの完封勝利で飾った。

 「(坂本)誠志郎さんのリードのおかげでいいピッチングができたので良かった。しっかり自分の仕事をして、チームに貢献できたらいいなと思って投げていました」

 先発全てに右打者を並べられたが、内角攻めで凌駕(りょうが)した。ピンチらしいピンチもないまま、三塁すら踏ませず3回以降は無安打。4回からは3イニング連続で3者凡退に斬るなど、切れのある直球にカットボールなどの変化球を織り交ぜ、わずか2安打に封じた。2―0の5回1死二、三塁ではスクイズに成功。投打両面での活躍に「(スクイズは)頭には入れながら準備していました。(決まって)良かったです」とうなずいた。

 “サンデー将司”の完全復活だ。交流戦を終え、リーグ戦再開に伴い、チームは先発ローテーションを再編。新人の伊原に代わり、新たに日曜日を任された。リーグ優勝し、自身も10勝を挙げた23年は日曜日だけで7勝(2敗)を挙げていた左腕。当時を彷彿(ほうふつ)とさせる抜群の安定感で、相性の良さを見せつけた。

 勝利を上書きし、神宮での悪夢を払拭した。前回24年6月29日は、3回途中5安打5失点(自責点4)で降板。1年ぶりに帰ってきた敵地で雪辱を果たした。

 「ホッとしています。ここからなので、続けられるように頑張ります」

 2軍再調整から戻って以降の3試合は、22回2/3を1失点で2勝をマークする。先発ローテーションの座はもう譲らない。(山手 あかり)

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