二刀流相乗効果!大谷が大谷の黒星消す 72年ぶり1番投手 指揮官「半分ファンの気分で見ていた」

[ 2025年6月18日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース6-3パドレス ( 2025年6月16日    ロサンゼルス )

<ドジャース・パドレス>初回、打席に向かう前、山本(右)に飲み物を差し出されるドジャース・大谷(撮影・光山 貴大)
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 復帰登板を終えるとすぐさま「打者・大谷」にスイッチを切り替えた。ドジャースタジアムでの公式戦登板も初めて。ベンチ前で汗だくのままレガースなどの装備を着け、後輩の山本が給水を勧めるも受け取らず、打席に向かった。「1番・投手兼DH」での出場は、ナ・リーグ投手では72年ぶり3人目。「本当に超人的だった。半分ファンのような気分でその光景を見ていた」とロバーツ監督。三塁手のマンシーは「本当に信じられないようなこと。初回に25~30球を投げ、水さえ断りヘルメットをかぶって打席に入るのは本当にハードだ」と感嘆した。

 3回2死三塁での第2打席はシースの外角低めスライダーを捉え、左中間へ同点適時二塁打。「体があったまってゲームに入ってる状態で、今日は打席に立てた。やっぱりDHよりスムーズに打席が過ごせる感じはする」と二刀流ならではの相乗効果で「投手・大谷」の負けを消した。

 4回2死一、二塁では内角高めボールゾーンにきた直球に反応。右前へはじき返し、貴重な追加点を奪った。2安打2打点で打線をけん引した。3戦連続、今季24度目のマルチ安打とし、打率・300に再浮上。投手・大谷の復活により、打者・大谷のさらなる爆発にも期待が膨らむ。 (小林 伊織)

【大谷復帰データ】
 ☆今季球団2位タイ 大谷のこの日の最速100.2マイル(約161.2キロ)は、今季のドジャース投手陣では6月11日のパドレス戦で記録した救援右腕コペックと並び2位。1位は佐々木が3月19日のカブス戦で計測した100.5マイル(約161.7キロ)。
 ☆ナ・リーグ72年ぶり3人目 ナ・リーグの先発投手、かつ1番打者として打席に立つのは、DH制ではなかった1900年のジム・ジョーンズ(ジャイアンツ)と、53年のアルビン・ダーク(同)以来で、72年ぶり3人目。
 ☆球団最多記録 「先発登板1試合&通算79本塁打」は球団最多記録。これまでドジャースで先発登板を1試合でも経験した投手の最多本塁打数は、通算209勝右腕ドン・ドライスデールの通算29本塁打だった。

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