【高校野球】八重山商工が全国一番星!! 選手権の地方大会が沖縄で開幕

[ 2025年6月15日 06:00 ]

第107回全国高校野球選手権沖縄大会 1回戦   八重山商工6―1球陽 ( 2025年6月14日    セルラースタジアム那覇 )

<球陽・八重山商工>勝利した八重山商工ナイン
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 第107回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、甲子園)の出場49校を決める地方大会が14日、全国のトップを切って沖縄で開幕し、1回戦4試合が行われた。開幕試合では19年ぶりの甲子園出場を目指す八重山商工が球陽を6―1で下し、全国一番星を挙げた。

 小さな背中が大きく見えた。気温30度。汗がほとばしる開幕戦は八重山商工のエース、新城寛慎(あらしろ・ひろちか=3年)が主役だった。1メートル61のチーム最小兵は、5回4安打1失点(自責点0)の好投で全国一番星を呼び「勝ててうれしい。粘れました」と汗を拭った。

 入学当初は上手投げだったが、1年夏ごろに横手投げに変更。最速は122キロだ。この日は初回に2失策もあり先制を許し「これ以上はやれない」と踏ん張ると2回以降は走者を出しながらも0を並べた。OBの西武・平良のような剛球はないが、110キロ台の直球とスライダーやチェンジアップなどの変化球を投げ分けて翻弄(ほんろう)。「球を動かして打ち取る」という持ち味を発揮した。

 06年にロッテで通算29勝を挙げた大嶺祐太を擁して春夏連続出場した石垣島にある強豪だが近年は部員9人の時代もあったという。現在の3年生15人は1年の頃から試合経験を多く積んできた世代だ。又吉晋也監督は「いいチーム、魅力的なチームをつくって島内に残って八重山商工でやりたいという子が増えてくればいいと思う」と力を込める。

 日本最南端に学校があり、そこから19年ぶりの甲子園出場が目標だ。新城寛は「リズムをつくって攻撃に生かせるようなピッチングをしたい」と腕まくりした。 (杉浦 友樹)

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