ドジャース・大谷 延長10回死闘制し首位守った 今季初パドレス戦で敵地ブーイングにも動じず二塁打

[ 2025年6月11日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース8―7パドレス ( 2025年6月9日    サンディエゴ )

<パドレス・ドジャース>10回、勝ち越し打を放ったパヘス(左)を迎える大谷(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 ドジャースは9日(日本時間10日)、同じナ・リーグ西地区の最大のライバル・パドレスとの今季初戦を延長10回の死闘の末、8―7で競り勝った。負ければ首位陥落となる一戦で、大谷翔平投手(30)は初回に右中間二塁打から先制のホームを踏み、1安打1得点で勝利に貢献した。昨季レギュラーシーズンでは5勝8敗と負け越し、地区シリーズは最終第5戦まで争った宿敵との、新たな激闘が始まった。

 ルーズベルト・ゲームで最大のライバルを下した。負ければ首位陥落となる大事な今季初顔合わせはタイブレークの延長戦に突入。10回は無死二塁から始まり、パヘス、エドマンの連打で2点を奪った。その裏、守護神スコットは1点差に迫られたものの、辛くも逃げ切り勝ち。デーブ・ロバーツ監督は「正直なところ、奇麗な試合ではなかった。でもパドレス相手なら、どんな形であれ勝てるならそれでいいと思う」と勝利をかみしめた。

 大谷は初回先頭で仕事を果たした。敵地ペトコ・パークの4万5678人の大観衆から大ブーイングで迎えられたが、動じなかった。先発右腕ピベッタの94・5マイル(約152キロ)直球を振り抜いた。打球は右中間を破り、2試合連続の二塁打、6試合連続安打を記録した。1死後、フリーマンの右翼線適時二塁打で先制のホームを踏んだ。この号砲をきっかけに、両軍の打線が活性化し、4度の逆転劇が繰り返された。「ファンはいつも熱狂的だが、今日も本当に盛り上がっていた。プレーオフのようだとまでは言わないが、凄く緊張感のある、楽しい試合だった」とロバーツ監督。昨季3勝2敗の死闘となった地区シリーズをほうふつさせる熱戦を振り返った。

 大谷は6―6で迎えた5回には、2番手として登板した松井とも今季初対決を迎えた。2死二塁でカウント1―1からスライダーを引っかけ、一ゴロに倒れた。

 延長10回無死二塁で微妙な判定で見逃し三振に倒れたパ軍のマチャドは、感情むき出しの猛抗議を見せた。昨季はレギュラーシーズン終盤まで地区優勝を争った。ワールドチャンピオンに輝いたチームを、最も苦しめた球団だった。2年連続世界一へ避けられないライバルとは、今季残り12試合を重ねていく。ロバーツ監督は「お互いプレーオフで対戦したこともある。このマッチアップに特別な感情が加わっている」と激闘を見据えた。(小林 伊織)

 ≪VS松井 安打すべて二塁打≫大谷と松井のメジャー通算成績は、6打数3安打1三振で、安打は全て二塁打。6打席は、松井がメジャーで対戦した全打者の中で最も多い。日本での通算成績は2打数1安打1打点1三振だった。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年6月11日のニュース