ソフトバンク・前田純 “隣町”出身の巨人リチャード先輩へ「気持ち一本でいきます」

[ 2025年6月10日 06:00 ]

キャッチボールするソフトバンク・前田純(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 リチャード先輩、勝負です――。あす11日の巨人戦で先発予定のソフトバンク・前田純投手(25)が、“隣町”出身のロマン砲との対決を待ちわびた。

 「巨人はリチャードさんのような体の大きい方が多いし、長打が怖い。もし対戦があれば得意コースは分かってるのでファウルを取りながら抑えたい」

 この日、本拠地のマウンドでホップ成分の多い直球やチェンジアップなど38球を投げた左腕の憧れは1学年先輩の「砂川リチャード投手」だった。「4番ピッチャーでめちゃ打つし、むちゃくちゃコントロールが良かったんです。制球って大事だと思ったんです」。沖縄市立美東(びとう)中軟式野球部で補欠だった左腕は、車で10分の距離にある隣村の北中城(きたなかぐすく)中軟式野球部の剛腕エースに憧れた。

 22年育成ドラフト10位で入団し、才能は花開いた。リチャード同様に支配下登録され、今季は2勝1敗、防御率1・87。24年には長崎市内で合同自主トレもした。リチャードは「純は少年野球のときから知ってる。変わらないでいてほしい。いいやつだしマイペースな頑張り屋さん」と、かわいがっていた。

 5月12日、リチャードがトレードを通告された日「お世話になりました。ありがとうございました」とあいさつ。交流戦では初対決する可能性もある。前田純は「気持ち一本でいきますよ」。少年時代から磨いた抜群の制球力で抑えに行く。 (井上 満夫)

「ソフトバンク」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年6月10日のニュース