ソフトバンク・周東「先に謝っておきます」巨人・甲斐“ささやき戦術”へ対応は…

[ 2025年6月10日 06:00 ]

2024年、お立ち台に上がったソフトバンクの周東(左)と甲斐
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 ささやき戦術を完全無視し、打って走る――。ソフトバンクの周東佑京内野手(29)は、きょう10日からの巨人3連戦(みずほペイペイドーム)を前に昨季までの同僚・甲斐拓也捕手(32)の守りをかいくぐる攻略法を明かした。親近感に見せて打席で話しかけてくる陽動作戦を無視し、出塁後には二盗の企画成功を狙っている。

 ささやき女将ならぬ、巨人のささやき女房を周東がかいくぐる。きょう10日からは「拓さん」と慕う甲斐と公式戦初対決。鷹の韋駄天(いだてん)は打席での駆け引きがあると語った。

 「打席でうるさいので、あの人。惑わされないようにしたい」。その「拓さん」へのメッセージを求められると「凄い集中しているので、何をしゃべっていても無視すると思います。無視したらすみません。先に謝っておきます」と、敬意を払いつつ言い放った。

 3月12日のみずほペイペイドームでのオープン戦。FAで巨人へ移籍し、「9番・捕手」でスタメン出場した甲斐と「1番・中堅」で初めて対決した。打席でも耳元でうるさかった。結果は四球、二塁打、空振り三振だった。「よくしゃべります。投手に球を返したあと近めにくるというのを“来るだろうな、来るだろうな、いく(振る)んでしょ”とかずっと言ってる」。

 “公認”されなかったが、前回対戦では盗塁も決めた。初回に先発・横川から四球を選ぶと、2番・近藤の打席の4球目に二盗を成功させた。甲斐はワンバウンドのフォークを体で止めた後、送球すらできなかった。「あれは“認めてない”と言われた」。完全勝利ではなかった。

 現在、リーグ3位の10盗塁。当然ながら、再び“甲斐キャノン”からの盗塁成功も期待が高まる。「そこ(数字)のこだわりは今は持ってない。一つでも多く走れたらいい」。言葉は控えめだったが、いざ本番となれば球界最高峰の“矛盾(ほこたて)対決”。気持ちが高まらないはずがない。

 柳町は8日のヤクルト戦で規定打席に到達し、打率・356でリーグトップに躍り出た。自身は規定に19打席足りないものの、・355と好調を維持する。3番を打つ慶応ボーイの奮闘は刺激になっている。「あれだけ凄い打者が近くにいるから、自分も上を目指さないと。何とか彼に追いつけるようにしがみつきたい」。この3連戦で甲斐との“対決”を制し、チーム内ライバルである柳町の背中も追いかけていく。

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