広島・大瀬良 魔の4回6失点「勝負していく中で詰めが甘かった」鬼門オリックス戦5戦0勝4敗

[ 2025年6月5日 05:00 ]

交流戦   広島1-6オリックス ( 2025年6月4日    京セラD )

<オ・広(2)>4回、連打を浴びる大瀬良(左から3人目)のもとに集まる広島ナイン(撮影・岸 良祐) 
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 広島は4日、敵地でオリックスに1―6で敗れた。先発・大瀬良大地投手(33)が、いずれも今季ワーストとなる4回11安打6失点と崩れ、4敗目(2勝)を喫した。開幕から前回登板までの今季9試合を全て2失点以下に抑えていた右腕が、4回に打者11人の猛攻を許して一挙に6点を失った。打線は、8回に小園海斗内野手(24)が右翼線適時二塁打を放ったのが唯一の得点で、このカードは1勝1敗となった。

 大瀬良が、4回にまさかの集中打を浴びた。一挙6失点で先発の役目を果たすことができず、反省の言葉を並べた。

 「何とか最少失点でという思いはあったが、勝負していく中で詰めが甘かった。追い込んでから、もう少し厳しくいってとか、初球の入りも、真ん中にいったやつを打たれた。反省を言い出したらきりがないが、しっかり反省して、次はしっかり抑えられるようにやっていきたい」

 初回は3者連続三振で快調な滑り出し。2、3回も走者を許しながら粘っていたが、4回に急変した。先頭・杉本の左前打をきっかけに無死満塁のピンチを招く。ここで、紅林が放った右翼ライン際への浅い飛球は、二塁・菊池と右翼・末包の間に落ちる2点打に。不運な形で先制を許した。なおも無死一、三塁では、若月に左翼線適時二塁打を浴びるなど、この回打者11人の猛攻を受け、7安打6失点。相手打線の勢いを止められなかった。

 「最初から積極的に振って、仕掛けてきているような印象だった。そこの中で、僕が対応できなかった」

 開幕から9試合連続で2失点以下と、先発の務めを果たし続けてきた右腕が、この夜は不覚を取った。「状態はいつもと変わった感じはなかった」と大瀬良。直球を軸にカットボール、フォーク、シュート、スライダーなど多彩な球種を使い、いつも通り、持ち味を生かしながら抑えにかかったが、制球に苦しんだ。ボール先行から、ストライクを取りにいった球をはじき返されると、要所でも球が高めに浮き、痛打を許した。修正することができないまま降板。これでオリックス戦は通算5試合で0勝4敗、防御率6・41と、相性の悪さが続いている。

 幸いにも、この日はセ6球団が全敗したためゲーム差は変動なし。新井監督は「申し分ない立ち上がりだったけど、その後はちょっと全体的に球が高かった」と振り返った上で、「また修正して、次の登板かな」と期待を寄せた。大瀬良が本来の安定感を見せることで、チームに好循環も生まれるはずだ。(長谷川 凡記)

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