原辰徳氏「神様みたいな存在」長嶋さんを悼む 夢の巨人入り ドラフト夜の電話は今でも忘れない…

[ 2025年6月4日 05:25 ]

長嶋茂雄さん死去

サヨナラ勝ちで長嶋茂雄監督(中)と握手を交わす原辰徳コーチ(左)
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 巨人前監督の原辰徳氏は少年時代から、長嶋さんに憧れて巨人入りを夢見た。80年ドラフトで藤田元司監督が4球団競合の末にくじを引き当てた夜。同年まで指揮した長嶋さんから「長嶋茂雄です。巨人軍に君が入るっていうことはとても良かった」と自宅に電話がかかってきたことは忘れられない。

 「野球界の象徴。私にとっては神様みたいな存在」。選手時代だけでなく、コーチとしても指導を受けた。動物的ひらめきで戦う指揮官に細かい指示はされず、失敗も責められない。「うーん」の一言で答えが明かされないことも、自身の提示した作戦が受け入れられているか悩んだこともあった。だが、ヘッドコーチだった01年のシーズン最終盤に監督室をノックすると、直立不動で迎えた長嶋監督から「おめでとう!来年から原監督だ」と右手を差し出され、02年から後を継いだ。

 監督時代は守備時に腰掛け、攻撃時に立つ姿をまねた。長嶋さんの監督通算1034勝を超える球団最多の1291勝。「勝負に厳しく、人に優しく、誰からも愛される方だった。選手、コーチ、監督、全ての立場で最も影響を受けた」と感謝する。最後に会ったのは3月15日、東京ドームでのドジャース―巨人のプレシーズンゲーム。「こういう日がくるんだなと思いました。残念ですが現実を受け止めるしかない」と悲しんだ。

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