オリ・野口が延長11回プロ初サヨナラ弾「神戸の方々に声援をもらった」復刻ユニでよみがえった「青波魂」

[ 2025年6月1日 05:45 ]

パ・リーグ   オリックス3―2西武 ( 2025年5月31日    ほっと神戸 )

<オ・西>サヨナラ本塁打を放った野口(右から3人目)と祝福するナイン(撮影・大森 寛明)
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 オリックスの野口が神戸のファンに劇的勝利を届けた。今季7度目の延長戦に入った11回2死。相手5番手右腕・山田が1ストライクから投じた2球目をフルスイングした。打球はファンの歓声にも押され、左翼席最前列に吸い込まれた。

 「長打にはなると思って必死に走っていましたが、歓声で“入った”と思った。僕が神戸の方々に声援をもらった立場かなと思います。うれしいです」

 奈良出身の25歳。関大時代にも慣れ親しんだ、ほっと神戸で白熱の一戦に終止符を打った。プロ通算5本目、今季1号アーチはプロ初のサヨナラ弾。9回2死二塁のサヨナラ機では空振り三振に倒れて好機を逸していた。その雪辱を果たす劇的アーチだった。
 「凄かった。その前の打席で結果が出なかったけど、最後に決めてくれてね。最後、(ビックリして)ガムを飲み込んでしまいました。本当に」

 岸田監督に息をのませただけでなく、ガムまでのませた劇弾。今年1月17日で阪神・淡路大震災から30年。今季初めて神戸で行われた試合は「神戸シリーズ2025~がんばろうKOBE30th~」として開催された。選手たちはブルーウェーブ時代の復刻ユニホームを着用し、負ければ3位転落だった一戦で今季5度目のサヨナラ勝利を飾ってみせた。「青波魂」は30年がたった今、再び神戸の地でよみがえった。(山本 浩之)

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