メッツ指揮官 千賀滉大のフォーク今季初被弾に驚き「初めてというのは凄いことだ」通算でも2本目

[ 2025年6月1日 11:05 ]

ナ・リーグ   メッツ8―2ロッキーズ ( 2025年5月31日    ニューヨーク )

ロッキーズ戦で7回途中2失点と好投したメッツ・千賀(AP)
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 メッツの千賀滉大投手(32)が31日(日本時間6月1日)、本拠でのロッキーズ戦に先発登板。初回に珍事が連発する立ち上がりとなったが、6回1/3を2安打2失点に抑えてこの時点でリーグ3位タイの今季6勝目を挙げた。この日で再び規定投球回に到達して防御率は1.60とし、ドジャース・山本由伸(1.97)を上回ってリーグトップに立った。チームは快勝で2連勝とした。

 試合後、報道陣の取材に応じた千賀は「いろんな球を使いながらバッターを抑えられた」とコメント。初回に被弾しながら2回以降は立ち直ったことには「点を取られずにいければそれがもちろんベストですけど、バッターが打てるところに投げたりやっちゃいけないことをやっている結果がそういうことにつながっている。打たれずに最初からいいリズムで試合に入れたらと思います」と立ち上がりの失点を反省した。

 被弾した後に17打者連続アウトとしたことには「ストライクゾーンに投げ込めたことが一番かなと思います」とコメント。キャリア通算2本目のフォークの被弾については「あの球はそういう球ではなかったですし、打たれるべくして打たれた。長打があるバッターにあそこに投げたのはミスです。今日はミスも多かったですけど、いい形で投げ終えられたかなと思います」と振り返った。

 6勝はリーグ3位、防御率1.60はリーグトップと抜群の安定感を誇る。ここまでの働きについては「数日したら(規定投球回から)消えるようなイニングしか投げていないですし、とにかくいい終わり方をしたいと思います。球数いってばたついて交代が続いているので、数字はまだまだ先も長いですし、何も思っていないです。とにかく今自分がやるべきことをやっていい成績で終われるように過ごしたいと思います」と先を見据えていた。

 メジャーデビューから40試合で19勝を挙げたのは、ジェイコブ・デグロムと並ぶ球団史上2位の記録。また、この試合を含めて28試合連続で3失点以下に抑えており、これは球団史上4番目の記録となった。

 メッツのカルロス・メンドサ監督は、千賀について「今日はフォークボールだ。序盤から良く、相手はスイングし続けた。フォークを生かすことで、95~96マイルの速球を98~99マイルに見せていた。カットボール、スイーパーも良かったし、全ての球種が良かった。相手をアタックし、カウントを優位にして、(ボール球を)相手に振らせていた。安定した投球だった」と絶賛した。

 今季初めてフォークを本塁打にされたことには「それが彼の決め球だ。(これだけ投げて)初めてというのは凄いことだ。効果的な球だし、それに加えて彼は96マイル、必要ならば97マイルに届く速球を持っている。カットボールもあるし、スイーパーもある。スローカーブもあるし、どんな状況でも投げられる球がたくさんある」と驚いた。

 初回に本塁打を浴びた後に17人連続で凡退させたことには「彼は素晴らしかった。7回途中まで投げ、空振りを奪い続け、全ての球種を本当に上手く使った」と称えていた。

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