佐々岡真司氏 広島・栗林は以前の角度ある真っすぐ思い出せば、フォークももう少し落ちるはず

[ 2025年5月15日 05:00 ]

セ・リーグ   広島3-0巨人 ( 2025年5月14日    マツダ )

<広・巨(8)>広島2番手の栗林(撮影・光山 貴大)
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 【佐々岡真司 視点】無難に零封したとはいえ、広島・栗林の8回投入には少なからず驚いた。抜けたフォークで見逃し三振に斬ったヘルナンデスへの投球が象徴的で、真っすぐがある程度ゾーンに来れば変化球も効いてくる。逆に直球が入らない時は、変化球頼みになって打たれている。

 フォームは確かに開き気味ではある。加えて球速も多くが148~9キロ止まりで、150キロを超える真っすぐは数少ない。球威に自信がないからゾーンに投げ切れないのか、あるいは単に腕が振れていないのか。

 以前投げていた角度のある真っすぐを、もう一度思い出してもらいたい。そうするとフォークももう少し落ちるはずだ。絶対的な存在として9回で実績を積み上げた投手。チーム浮上のためにも早期の復調を望みたい。

 大瀬良は、丁寧に丁寧に粘り強く投げた。調子は決して良くなかったと思うが、カットボールに頼らず、多彩な変化球を低めに集めていた。無四球が物語っているように、悪いなりの投球ができるのはさすがだ。直球を右打者の内角に投げ切れればもっと楽になる。(本紙評論家)

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