楽天・浅村猛打賞!2000安打まであと3「一本ずつ積み重ねて」平成生まれ初の偉業、15日に決める

[ 2025年5月15日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天4-0ロッテ ( 2025年5月14日    楽天モバイル )

<楽・ロ(10)>5回無死二、三塁、浅村の1997本目の安打はタイムリーに(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 さあ一気に決める。楽天・浅村栄斗内野手(34)が14日、ロッテ戦で3安打1打点をマークし連勝に貢献。今季3度目の3安打で史上56人目の通算2000安打にあと3安打とした。強打者の証明でもある史上15人目の通算1500三振にも到達。きょう15日、東京ドームでのロッテ戦で平成生まれでは初めてとなる偉業達成を目指す。

 テニスのようだった。地面すれすれのスプリットを、強振せずに右前にうまく運んだ。5回無死二、三塁、2―2の平行カウントから浅村が4点目となる右前適時打。3安打で通算1997安打とし「あまり長打は意識せず、しっかりヒット、点が入るようにという気持ちでいった」と右拳を突き上げた。

 2回1死一塁から右前打で好機を広げて先制点を演出。4回先頭では左翼線二塁打し、3点目を導いた。15試合ぶり今季3度目の猛打賞。「大振りにならないように、しっかり一球で仕留めることを心がけていた」と5カードぶりの勝ち越しを呼び胸を張った。

 1週間前は長いトンネルの中にいた。4月27日のソフトバンク戦で2安打。大記録へ残り9本としたが、そこからプロ17年目でワーストの35打席連続無安打。「自分のスイングもできていないし、全てがうまくいかない」。西武時代の16年以来9年ぶりに7番に入った9日の日本ハム戦で、8試合ぶりの左翼線二塁打。「気持ち的にはだいぶ楽」と5試合連続7番で計6安打と復調し、ついに大台にあと3本に迫った。

 7回には大阪桐蔭の後輩・沢田から見逃し三振で、史上15人目の通算1500三振。過去55人の2000安打よりも少ない強打者の証に「なんか多いな…」と苦笑いも、パ・リーグ記録の1342試合連続出場を続けるからこそ。「うれしくはないけど、いい投手、苦手な投手ともいろいろな場面で対戦してきたから、この数字がついてきた」と誇った。

 開幕前は飛距離が伸びるといわれる牛骨バット、前日は魚雷バットを試すなどまだ試行錯誤は続く。「きょうみたいにポンポンポンって出る時もあれば、三十何打席出ない時もある。残り3本ですけど、一本ずつ積み重ねていきたい」。きょう15日は東京ドームでの主催試合。平成生まれ初の勲章へ、試合後は仙台から東京に向かった。(花里 雄太)

 ≪強打者の証 通算1500三振≫浅村(楽)が14日ロッテ戦で7回に沢田から見逃し三振を喫し通算1500三振を記録。プロ野球15人目。初三振は10年4月18日の日本ハム戦で武田久から。浅村は三振の一方で本塁打を301本放ち、20、23年には本塁打王獲得。通算1500三振以上の15人のうち14人が300本塁打以上で、9人が本塁打王経験者と、長距離砲ならではの達成記録だ。

「楽天」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年5月15日のニュース