日本ハム・玉井 576日ぶり1軍マウンドで無失点投球「少しだけほっとした」

[ 2025年5月4日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム3-4西武 ( 2025年5月3日    エスコンF )

<日・西>8回に登板した玉井(撮影・高橋 茂夫)
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 苦難を乗り越えた先の登板でも、日本ハム・玉井は目の前の打者に集中した。1年半ぶりの登板。結果を出すことに必死だった。

 「必死でした。とりあえずゼロで抑えられたのは良かったし、少しだけほっとした」。出番は4点ビハインドの8回だった。先頭の渡部聖を空振り三振に仕留める好スタート。続くネビンには死球を与えたものの、その後の平沼を三飛、外崎を三ゴロに打ち取り、1回無安打無失点と上々の復帰登板だった。

 4月25日の出場選手登録後、6試合登板がなかっただけに「ずっとそわそわしていたので、とりあえず1試合(マウンドに)立てたことは自分にとって凄く大きい」と振り返った。1軍登板は23年10月5日の楽天戦以来576日ぶりだが、エスコンフィールドでは23年9月27日ロッテ戦以来584日ぶり。久しぶりの本拠地の大歓声を浴びた。

 復活のため、挑戦をやめなかった。昨季は腰痛などの影響で1軍で投げることはできなかった。再起を誓い、このオフは横手投げにトライした。「試合の中で(腕の位置は)気にしないで投げていたらこういう風になった」と最適なフォームを探り、スリークオーター気味の腕の位置にたどり着いた。「変化球の曲がりも少し変わってきた。ここが一番、ベストなのかなと思う」とフォークなどの切れも増した。

 登場曲は、3人組バンド「サムシングエルス」の「ラストチャンス」。常に「最後の登板になるかもしれない」という覚悟を示すために選んだ曲だ。玉井は「一試合一試合集中して、自分の投球ができるようにしたい」。必死に腕を振り、もう一度輝きを取り戻す。(田中 健人)

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