DeNA・勝又温史が待望の初安打「ハマスタで野球をするのに7年かかった。本当に頑張ってよかった」

[ 2025年5月4日 20:06 ]

セ・リーグ   DeNA―巨人 ( 2025年5月4日    横浜 )

<D・巨(7)>3回、グリフィンから安打を放つ勝又(撮影・光山 貴大)
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 DeNAの勝又温史外野手が、入団7年目でうれしいプロ初安打を放った。

 巨人戦に「1番・左翼」で初のスタメン出場。0―2で迎えた3回2死で巨人・グリフィンの初球の直球を積極的に叩き、打球を中前に運んだ。

 「僕はハマスタで野球をするのに7年かかった。本当に頑張ってよかった」

 前日の夜にスタメン出場を知ったといい「眠れないぐらい、ずっと緊張していた」という。

 それでも「スタメンのチャンスをもらうのは人生で1回あるかないか。本当に最後のチャンスかも知れないと思った」と、気迫を込めてスイングした。

 日大鶴ケ丘から18年ドラフト4位で入団。当時は投手だったが、21年オフに戦力外に。育成選手として再契約するのと同時に打者に転向した。

 「何度も心が折れそうになった」というプロ野球人生。最も辛かったのは投手時代に「イップス」になった時だという。満足にボールをコントロールすることができず「試合にも行けなかった。寮(の部屋)で、もう野球を辞めた方が楽なんじゃないかと…。何度も思いました」と振り返る。

 野手に転向した勝又は「練習の虫」と言われる。「チームで自分が一番下手だと思って常に練習している」。そんなひたむきな努力の末に23年11月に再び支配下に。紆余(うよ)曲折を経て、プロ3打席目での待望の初安打となった。

 スタンドでは両親が観戦。「とんでもないぐらい、ずっと心配していたと思う。ピッチャーの頃からたくさん迷惑をかけてきたので…」と勝又。記念のボールは両親に渡すといい、「今日は少し安心させてあげられたかな」と笑顔で話した。

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