ドジャース・佐々木朗希 初被弾&初黒星も初めて5回投げ切った 前進1失点に指揮官も称賛

[ 2025年4月14日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース0―16カブス ( 2025年4月12日    ロサンゼルス )

<ドジャース・カブス>2回、ブッシュに先制ソロを打たれる佐々木(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャース佐々木朗希投手(23)が12日(日本時間13日)のカブス戦に先発し、4度目の登板で初めて5回を投げ切った。メジャー自己最多81球で5回4安打1失点。変化球の制球に苦しんで初被弾で初黒星が付いた一方、最速98・3マイル(約158キロ)の直球を軸に一定の役目を果たした。試合は0―16の歴史的大敗でも「令和の怪物」は一歩ずつ前に進んでいる。

 スーパープレーがなければ、5回を投げきれなかったかもしれない。0―1の3回2死満塁。佐々木は2回にソロを浴びた4番ブッシュに96・4マイル(約155・1キロ)直球を中堅後方に運ばれた。中堅手パヘスがジャンプ一番でフェンスに激突しながら好捕。あわや満塁弾の窮地を脱し「本当に助かった。あのプレーがなかったらもっと大量失点だった」と汗を拭った。

 序盤からスプリットでストライクを奪えず苦しい立ち上がり。持ち味の直球で踏ん張った。直球の平均回転数は今季最高2105を計測し、奪ったファウルは同最多13。4回以降はスライダー、スプリットでもカウントを稼ぎ、「そこまで崩れなくてよかった。段階的には良い方向にきている。ここが最低限になるように」と胸をなで下ろした。

 3週連続で土曜日に登板する「中6日」の調整。ほぼ毎日、試合開始4時間前にはグラウンドに現れる。時に30分以上かけてキャッチボールし、メジャー選手では珍しいポール間走を取り入れるなど日本流を踏襲。新たな取り組みにも前向きで、マーク・プライアー投手コーチらと入念に話し合い、試行錯誤を続けている。

 そんな佐々木の愚直な姿勢をデーブ・ロバーツ監督も分かっている。「落ち着いて徐々に調子を上げてくれたのは良かった。リズムを取り戻し、今夜は本当に切れがあった」と称賛し「5回を初めて投げたし、これから先も頑張っていけると思う」と期待を寄せた。待望のメジャー初白星へ確かな前進を印象づけた。(柳原 直之)

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