野村謙二郎氏 巨人・戸郷の上半身と下半身バランスにズレ

[ 2025年4月12日 05:27 ]

セ・リーグ   巨人3―12広島 ( 2025年4月11日    マツダ )

<広・巨>4回、降板した戸郷(撮影・光山 貴大)
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 【野村謙二郎 視点】これで開幕から3試合連続。戸郷がどうもピリッとしない。見たところ、思ったところに投げ切れていない。真っすぐはもちろん、決め球のフォークも裏返ったり、引っかけたり…が目につく。制球面の改善がまずもって必要になるだろう。

 それ以上に気になるのが直球だ。強いボールを投げたい思うと、上体が勝ってしまうもの。もともと上体で投げるタイプだが、必要以上に力が入りすぎているように見える。いきおい左肩の開きが早くなり、強く腕を振っているつもりでも簡単に捉えられてしまう。戸郷自身も感じているのではないか。

 あれだけ連打を許すのは本来のボールを投げられていない証拠。年齢的にまだ若く、体のパワーで何とかしようとして、上半身と下半身のバランスにズレが生じているのかなと感じる。開幕投手を務めながら、勝てていない重圧が必要以上の力みにつながっているのかもしれない。

 登録を一度抹消すると聞く。リフレッシュする中で悪くなる時は上体で投げてしまう傾向に気付けば、少しの修正で本来の投球ができると思う。早期の立ち直りに期待したい。(スポニチ本紙評論家)

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