阪神・村上 井川以来球団21年ぶりの開幕投手が3戦3勝 5回3失点「なんとか踏ん張れた」

[ 2025年4月12日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神6―3中日 ( 2025年4月11日    甲子園 )

<神・中>3回、打球を指す村上(撮影・須田 麻祐子)
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 阪神・村上が連勝ロードを継続させた。今季甲子園初登板で5回4安打3失点で両リーグトップの3勝目。球団では04年井川慶以来、21年ぶりの登板3戦3勝だ。今季最短の降板にはベンチで唇をかんだが、粘投での価値ある1勝を挙げた。

 「勝てる試合をなんとか落とさずに投げられて良かった」
 まさかの被弾から始まった。初回1死一塁で上林にカットボールを右翼ポール際に運ばれる先制2ランを献上。しかし、その裏に味方打線が4得点で逆転に成功した。「野手陣の皆さんのおかげで、投げやすくなった」。3回2死二塁では前打席で一発を浴びた上林を高め148キロの直球で空振り三振。「あそこで点を取られるか、取られないかで全然違う。なんとか踏ん張れた」と汗を拭った。

 これで自身は甲子園での中日戦は通算5戦5勝。チームは24年4月19日から引き分けを挟み11連勝だ。5年連続勝ち越し中の中日相手に今季初対戦から苦手意識を植え付けた。

 何より5年目右腕にとっては勝利が良薬だ。昨季は規定投球回に到達し防御率2・58と奮闘しながらも7勝11敗。「意識はしないと言いつつも、(負け越しは)見栄えは良くない。勝ちがついてこないというのは気になっていた」。しかし今季は開幕から連勝街道に乗る。安藤投手チーフコーチも「今の村上は表情がいい。勝ちがつくのはもちろん、気分の良いことだから。上向きに来ていると思う」とうなずいた。

 この夜は6三振を奪って今季は計19奪三振で両リーグトップに浮上。23年以来、2年ぶりの2桁勝利を狙う背番号41はさらなる高みを目指す。「次はイニングを投げたい。真っすぐの質をしっかり磨けるように」。今季の開幕投手は、今後もカード頭で藤川阪神を引っ張る。(松本 航亮)

 ○…村上(神)が3勝目。今季は開幕投手から登板3試合すべてで勝利投手。阪神の開幕投手の3戦3勝以上は04年井川慶の3勝以来21年ぶり、2リーグ制以降5人目で6度目。右投手では77年江本孟紀の3勝以来48年ぶりとなった。次戦4勝目なら2リーグ制以降最長の53年藤村隆男、67年村山実に並ぶ。また中日戦は通算12試合で8勝目(3敗)、甲子園に限れば23年から5戦全勝のお得意さまだ。

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